
こういった疑問にお答えしていきます。
派遣社員として働くのは微妙なのか?と気になる方も多いかと思います。
それもそうですよね。
実際に働きだす前に「派遣社員はやめた方がいい」なんて言われたら、誰だってやる気がなくなります。
清々しい気持ちで働きだすためにも、事前に派遣社員として働くメリット・デメリットはしっかりとリサーチしておきましょう。
そこでこの記事では、派遣社員として3年間働いた事がある私の【派遣体験談】をお伝えしていきます。
これから派遣で働こうか悩んでいる人は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
結論|長期間しっかりと働きたいなら派遣はやめた方が無難
結論から言うと、長期的に働く事を希望しているのであれば、派遣社員として働くのはやめた方がいいです。
なぜなら、派遣社員の場合、いつ首を切られるかわからないからです。
具体的にどういうことかと言うと、派遣社員の場合は正社員と違って、働く期間が全く保証されていないんですよね。
なので、雇用契約が終了した時点で解雇されてしまう可能性があるのです。
もっと言えば、契約期間ギリギリ(一か月前)になって、唐突に派遣終了を言い渡してくるブラックな派遣会社もあります。
実際に私の知り合いは、一か月前に急にお仕事終了を言い渡されていました…。
こうした「いつ仕事がなくなるかわからない不安」から逃れられないのが派遣社員として働く辛い点です。
長期的に同じ職場でまったり働きたいのであれば、正社員を目指した方が絶対にいいです。
派遣社員として働くメリットデメリット
ここからは、私が派遣社員として3年間働いてみて感じた「メリット・デメリット」についてご紹介していきます。
メリットその1.高時給
派遣社員の最大の魅力は「高時給」な点です。
最低でも1,200円以上はもらえると思うので、「短期的に集中してガッツリ稼ぎたい!」という方にとっては非常におすすめできる働き方です。
ただし、契約する派遣会社によって時給は違うので、その辺は事前にリサーチしておいた方がいいですね。
ちなみに私は「セントメディア」という派遣会社で働いていました。
セントメディアは45万人以上が登録する大手派遣会社です。
よほどの事がない限り、ブラック的な事はしてこないので、安心して働きたい方はセントメディアをぜひ検討してみてください。
メリットその2.有給やインセンティブが貰える!
派遣社員は正社員と同じように「有給」が支給されます。
なので、もし万が一体調を壊して仕事を休んだとしても、有給を使って休めばその日のお給料は保証されます。
※だいたい日給の60%〜80%が相場
また、派遣社員の場合、職種によっては「インセンティブ」や「特別手当(ボーナス)」などが貰える可能性があります。
インセンティブとは、自分があげた実績・成果に応じて支給される「報奨金」みたいなものですね。
例えば、
- コールセンター
- 家電販売員
- インターネット通信(フレッツ光の契約など)
といった職種であれば、比較的インセンティブが出やすいと言えます。
【固定給(時給)+契約件数×金額=給料】
みたいな感じで、自分の頑張りに応じてお給料が上がっていく職種もあります。
メリットその3.出会いがたくさんある
派遣社員という雇用形態は、人の入れ替わりが激しいので、その分新しい出会いも沢山あります。
実際に私は派遣社員として働いていた3年間の間に、とても多くの方と知り合う事ができました。
しかも、その期間中に彼女を作る事もできたんです!
たまたま運が良かっただけかもしれませんが、私みたいなブサ男でも彼女を作る事ができたので、派遣社員も捨てたものじゃありません。
出会いを求めている人にはかなりおすすめです(^^)
デメリット1.派遣切り
さて、ここからは派遣社員として働く場合のデメリットについてです。
言わずもがなですが、派遣の最大のデメリットは「派遣切りにあう可能性がある」ということですね。
これって実際に派遣で働いてみるとわかるんですが、常に派遣切りのリスクが付きまとうって、精神的に結構きついんですよね。
特に一人暮らしをしている方はなおさらだと思います。

ズバリ言ってしまうと、真面目に働いていない人ですね。
それと、不正行為や虚偽の報告をした場合もアウトです。
この辺のルールは仕事が始まる前に、派遣会社の担当者さんがしっかり教えてくれます。
基本的にルールを守っていれば大丈夫です。
真面目に働いていればそうそう派遣切りに合うような事はないですね。
デメリットその2.派遣先の社員との関係性
派遣社員として働く場合は人間関係が結構面倒くさいです。
特に、派遣先の社員は派遣社員の事を見下している事が多いので厄介です。
明らかに見下してくる人とか実際にいましたからね(笑)
でも、そこでイラついて喧嘩するわけにもいかないので、そういう場合は大人しくしてるのが一番です。
派遣社員は弱い立場である事は間違いないので、敵は作らない方が身のためです。
デメリットその3.お仕事の終了
派遣先がスッタフを必要としなくなれば、いくら自分が真面目に頑張っていても仕事はなくなります。
これは自分の力ではどうすることもできない問題です。
ただ、このような派遣切りのパターンだと、その人自身には全く問題がないので、また新たに仕事を提供してくれる場合がほとんどです。
ただし、日頃の勤務態度が悪かったり、派遣会社の担当者さんと良好な関係を築けていない場合はその限りではありません。
派遣社員として働く場合は、こうした予期せぬ事態に備えて、日頃から良い人間関係を築いていこうとする心構えが大切ですね。
でないと、予期せぬ事態に対応できません。
デメリットその4.勤務地の変更
職種にもよりけりですが、派遣社員は勤務地の変更が多いです。
なぜこのような事が起きるのかと言うと、派遣社員はその名の通り「派遣材料」に過ぎないからです。
派遣元会社の都合によって、勤務地の変更は当たり前のように起こります。
※職種によります。中には同じ勤務場所で朝敵的に働ける事もあります。
そうなってくると、場合によっては通勤時間に多くの時間を取られてしまう事があるんですよね。
例えば、実際に私は以前片道約1時間半の場所まで通勤していました。往復3時間です(泣)
でも、当時はお金がなかったので断るにも断れずに我慢して通ってましたね。
人生搾取されている感が半端なかったです。
とは言え、あまりにも無茶な要求をされた場合は断ってしまっても問題ありません。
交渉によっては自分の希望通りの勤務地で働ける可能性もありますので。
そこは臨機応変に対応していきましょう。
1番ダメなのは、私みたいにお金がないがために無理な要求を引き受けないといけない場合ですね。
そうならない為にも、派遣で働く場合はしっかりと貯金しておくことをお勧めします。
派遣社員が向いている人・向いていない人
最後に派遣の向き不向きをご紹介して終わろうと思います。
▼派遣はこんな人におすすめ▼
- 学生
- 短期で働きたい人
- 高時給の仕事を探している人
- スキルアップに専念したい人
- 兼業・副業として働きたい人
- 正社員を目指している人
▼派遣をおすすめできない人▼
- 長期的に働きたい人
- 勤務地を変えたくない人
- 家族がいる人
- 福利厚生の充実を望む人
以上、派遣で3年働いた人間のレポートでした!