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【失脚】カイジの利根川幸雄(とねがわ ゆきお)が焼き土下座!その後の行方について解説!

この記事では、帝愛グループの利根川が「兵頭に焼き土下座をさせられるシーン」について振り返っていきます。

合わせて、利根川のその後の動向強制焼き土下座とは何なのか?詳しく解説しています。

焼き土下座とは?

焼き土下座の内容

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

「焼き土下座」とは、借金を返さない不心得者を強制的に「熱い鉄板の上で土下座させるマシーン」のことです。

強制焼き土下座に乗せるとベルとが締まり、強制的に土下座の姿勢にされます。

強制焼き土下座を恐れるあまり、中には強制焼き土下座にくくり付けられても暴れて頭を下げない人もいるらしいです。

そういう場合はまず黒服に手で押さえられ、その後、強制的に頭を下げられます。

原作内では、強制土下座について以下ような解説がありました。

「強制土下座は、大人しくしていれば焼かれるのは額だけで済むが、暴れると顔中が焼かれ悶絶、失禁にいたる恐ろしいマシーン。」

兵頭会長が強制焼き土下座を製作した理由

兵頭会長が強制焼き土下座を作った理由は、誠意のない謝罪をする輩に散々煮え湯を飲まされてきたからです。

会長はこれまで、多くの人に金を貸してきましたが、何回も裏切られ辛い思いをしてきました。

お互いの同意の上で契約したにも関わらず、いざ返す時になると平然と踏み倒してくる輩。

表明上は済まなそうに床に額をこすりつけているだけで、「どうしてこれほど誤っているのに許してくれないのか?」と逆に非難してくる人も中にはいたそうです。

そんな連中に嫌気が差し、反省させるために兵頭会長は強制焼き土下座を発明したのです。

ちなみに予断ですが、兵頭会長は原作内でこんな名言を残しています。

「借金に対する誠意なんて1つしかない。その誠意とは期日までに金を返すこと。」

確かになぁ〜と納得させられてしまう名言ですよね。

強制焼き土下座のルール

焼き土下座のルール説明

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

カイジの強制焼き土下座のルールはこちらです。

  • 謝罪する側の「誠意」として「最低10秒」は頭を下げなければならない。
  • 10秒のスタートは額を鉄板に付けてから。
  • もし土下座が10秒に至らない場合はやり直し。もう1回最初から謝らなければならない。
  • もし途中で額を鉄板から話してしまった場合は何度でも繰り返し行わなければならない。

ちなみにですが、これまでに焼き土下座を10秒やり遂げた者は一人もいません。(アニメの中で兵頭会長が言っています。)

それもそのはず、こんなもん普通の人間がやったらまず耐えられませんからね。

「だからこそ価値のあるもの、誠意のある謝罪」と会長は言っています。

利根川がカイジに焼き土下座した理由とは?

利根川焼き土下座の理由

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

利根川がカイジに焼き土下座をした理由は、「Eカードで負けた方が土下座をする」という約束を交わしたからです。

カイジはこれまで、散々利根川にコケにされてきたことを根に持っていました。

Eカードで勝って利根川に意地でも謝罪させたかったのでしょう。

結果的にカイジは見事利根川に勝ち、焼き土下座させることに成功しています。

ちなみにですが、利根川がカイジの提案を受け入れた理由は、「カイジにEカードで絶対に負けない」という確信があったからです。

だから、自分にとって何のメリットもないカイジからの提案を受け入れたのです。

それではなぜ利根川はカイジに勝てる確証があったのか。

それは、利根川はEカードの最中、何度もイカサマをしていたからです。

そのイカサマとは、「カイジの心拍数を腕時計で把握しながら戦う」というもの。

結果的に利根川はカイジにイカサマを逆手に取られ、土下座しました。

カイジが利根川にEカードで勝てた理由

カイジはなぜ利根川に勝てたのか

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

カイジが利根川にEカードで勝てたのは「すり替えもどき」というテクニックを使ったからです。

すり替えもどきとは「血の付いたカードをあえてすり替えない」という高等テクニックのこと。

カイジは敢えて血の付いたカードをすり替えないことで、利根川の目を撹乱させました。

そして、最後は利根川の裏を突き、カイジはみごと勝利を収めます。

利根川は焼き土下座した後どーなった?

利根川焼き土下座後の動向について

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

利根川は焼き土下座を自分だけの力で12秒間やり遂げました。

そして、その後は帝愛グループから失脚します…。

利根川は、帝愛グループの中で優秀な人材の1人だったので、本来なら「王国入り」が確実視されていました。

しかし、カイジに敗れたことで、これまでの努力が全て水の泡になっています。

ちなみに王国入りとは、長年に渡り帝愛グループに貢献、利益をもたらしたものに与えられる「超VIPルーム」のこと。

王国入りすると別荘や王国の「居住権」が与えられます。

1回目は元内閣総理大臣「橋爪龍蔵」が受賞。

橋爪龍蔵は「橋本龍太郎」にかなり似ているというかモチーフですね。

それはさておき、利根川が失脚したことで、色々と配下にいた人物にも影響が出ています。

中でも利根川の直々の部下であった「遠藤」は道を失うことに…。

遠藤は利根川が失脚したことにより、グループ内での基盤を失い発信権はゼロに。

メインの仕事からも外され、劣悪債務者の取り立てという「苦労の割に報われない」辛い仕事に就いています。

利根川 幸雄(とねがわ ゆきお)の詳細情報

利根川幸雄とは

カイジ賭博黙示録-講談社/福本伸行

利根川 幸雄(とねがわ ゆきお)は、カイジ に登場するメインキャラクターの1人。

カイジの映画版では、利根川役を俳優の香川照之さんが演じています。

利根川は優秀であるため、会長からの信頼が厚く、帝愛王国のNO2として活躍しています。

そんな利根川の魅力は何と言っても巧みな弁舌でしょう。

カードじゃんけんの時には、巧みな弁舌で多重債務者を黙らせました。

利根川の性格に関しては、かなり冷酷。

ダメな人間はとことん見下しますし、ボロカスに言います。

そこには一切の容赦がありません。

また、鉄骨綱渡りの最中では、カイジが「試合を中止したい」と言っているにも関わらず「完全に無視して電流を切らない」という冷酷な一面も見せていました。

利根川の名言

  • 金は命より重い
  • 大人は質問に答えたりしない、それが基本
  • 一生迷ってろ そして失い続けろ 貴重なチャンスを

煽り文句・的を得た名セリフで社会の底辺を彷徨う若者を奮い立たせる。

カイジの利根川幸雄が焼き土下座!その後の行方について|まとめ

本記事では「利根川の焼き土下座」についてご紹介してきました。

利根川はカイジにEカードで敗れたあと、12秒間、自分だけの力だけで強制焼き土下座をやり遂げました。

その後は、帝愛グループから失脚することになり、登場機会がなくなります。

ただ、カイジのスピンオフ作品である「中間管理録トネガワ」で利根川は復活を遂げているので、完全に消えたキャラクターというわけではありませんね。

中間管理録トネガワでは、なんと利根川が"主人公"としてふたたび登場しています!

中間管理録トネガワに登場する利根川は、カイジの利根川とはまた一味違う感じなので面白いですね。

まだ読んでいない人はぜひ!



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ミスティー

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