【漫画】君に届けの最終回(最終話)のネタバレ・あらすじ感想をご紹介【最後の結末まとめ】

大人気漫画「君に届け」がついに完結。

第1巻の発売から12年もの間、素晴らしい青春に感動の連続でした。

卒業式を終え、残るは爽子たちの合格発表。

爽子とくるみ、そして風早のそれぞれの結果は…。

君に届け、感動の最終回が今ここに・・・！

この記事では「君に届けの最終回(第123話)」をネタバレありでご紹介しています。

君に届け最終回(最終話)までのあらすじ

君に届け第1巻 / 椎名軽穂 / 集英社

真っ黒のストレート髪に不気味な微笑み。

座右の銘は「一日一善」の黒沼爽子（くろぬま さわこ）、北幌高校1年。

見た目から「貞子」と呼ばれ、クラスメイトから距離を置かれていた。

一方、対照的にクラスの人気者の風早翔太は、爽子が本当は明るい人だというのを見抜き、爽子の純粋な心や時々見せてくれる笑顔にしだいに惹かれていく。

風早のおかげであやねと千鶴とも友達になれた。

風早と同じ中学でずっと片想いしてきたくるみは、爽子に嫌がらせをするが、これがきっかけで二人は正式な「ライバル」になる。

友達だけでなくライバルまでできた爽子は、日々の充実感を感じていた。

2年になり、再び同じクラスになった面々。

不器用な爽子は、意識すればするほど風早と距離ができていく。

あやねと千鶴は爽子に「自分でしっかり伝えるんだよ！」と励まし、爽子は学校祭の日についに風早に気持ちを届けた。

クラスの公認カップルになったふたり。

進路の時期になり、爽子は就職を希望していた。

担任のピンに「お前はどこに行っても何でも頑張れる、しっかり自分が何をしたいのか考えろ」と言われ、自分は教師になりたいと気付く。

そして、地元を出て札幌の教育大学に進むことを決めた。

あやねもピンに後押しされ、一度本気で頑張りたいと東京の大学を目指す。

千鶴は、幼なじみの龍が大学に行ってしまう寂しさで素直に応援できなかったが、自分の本当の気持ちを伝えてふたりは両思いに。

風早は地元の大学で勉強し、スポーツトレーナーになりたい、そしてゆくゆくは父のお店を継ぎたいと思うようになっていた。

それぞれの受験が終わり、爽子の手作りブローチを胸につけてクラス全員で卒業式を迎えた。

そして物語は最終回へと進む・・・。

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君に届け最終回(最終話)のネタバレ

風早は無事大学に合格し、一人暮らしのためのアパート探し。

爽子とくるみも札幌の教育大学に合格した。

龍の旅立ちの日、千鶴はカラ元気に「いってら！」と言うが、涙が出てきてしまう。

「卒業したら結婚な」と千鶴の耳元でささやき、龍は出発した。

あやねは泣かずに旅立ちたかったため、出発する日を誰にも伝えていなかったが、駅には爽子と千鶴の姿が。

感謝を伝える爽子に「挫けそうになったら、みんなを思い出すよ」とこちらもまた出発していった。

一足先に引越した風早は「アパートに来ないか？」と爽子を誘う。

修学旅行で爽子が作ったシーサーや、手作りのニット帽を部屋に置く風早。

爽子は自分の存在を置いてくれたことが嬉しかった。

ふたりで夕食の買出しに行き、爽子専用のマグカップを購入。

「そばにいてもいなくても、使うのは黒沼だけね」と離れることが不安な爽子に伝える。

爽子は自分が今後について不安に感じているから今日誘ってくれたのかと問うと、「それもあるけど、おれが黒沼とのこれからをちゃんと感じたかった。」と言う。

門限が近づき、駅まで向かうふたり。

電車が来ても乗り込もうとしない爽子。

扉が閉まる直前、「帰りたくない」と一言。

「そんなことを言ったら連れて帰っちゃうよ！おれ何するか分からないよ！」と言う風早に、「そうしてほしい」と答える爽子。

ふたりはアパートに戻った。

キスをし、いきなり泣きだす爽子。

「風早くん！わたしずっと一緒にいたい！離れることが不安なわけじゃないの。だけど離れたくない」と言う爽子を風早は抱き寄せた。

そして、ふたりは夜を共にした。

同じ気持ちで隣で眠れる幸せを爽子は心から感じていた。

爽子の引越し当日、駅には千鶴が待っていた。

友達になれて良かったと抱き合うふたり。

「できるんだからね！友達！もう爽は！頑張れ！」そう言って千鶴は去って行く。

風早も到着し、人目も気にせず爽子にキスをする。

手紙と合鍵を渡し、「爽子！だいすきだ！何があっても！」「しょうた！わたしも」と言い涙ながらに電車に乗り込んだ爽子。

それぞれの春が来て、それぞれの世界が始まる。

入学式の日、席が隣になった人に爽子は笑顔で話しかける。

「初めまして！」と。

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君に届け最終回の見どころ2つ

1.くるみの人間らしさ

君に届け第30巻 / 椎名軽穂 / 集英社

くるみは中学時代から片想いを続けていた風早に対して、告白はせずとも、彼女ができないようにあの手この手を使い阻止してきました。

そんな風早と仲良くなっている爽子が気に入らず、あやねと千鶴の悪口を流します。

そして、そのウワサを爽子が流したと広めました。

その仕業がくるみと知った爽子は、自分が嫌いなのか？とくるみに問うと「友達と思ったことはない」と言われてしまいます。

しかし、くるみは爽子と話していくうちに「自分は告白さえせず逃げている」と感じます。

長年の思いを風早にしっかり伝えたくるみ。

結果は断られてしまいましたが、どこか清々しい表情をくるみは見せました。

それと同時に、爽子のまっすぐさにくるみの心も徐々に変化していきます。

「風早と爽子が付き合った」と噂が広まった時、爽子の悪口を言う風早ファン達に対して「風早が好きならそんなこと言うな！爽子に何かしたら風早が絶対に許さないよ」と言いました。

そして爽子には「ライバルがあんたでよかった」と素直にこぼすくるみでした。

その後、くるみは偶然にも爽子と同じく、教師になることを夢見て同じ大学を目指すことになります。

爽子と塾に通ったり、爽子の家で勉強合宿を行ったり、いつしかくるみにとって爽子はかけがえのない親友になっていました。

そして無事大学に合格したふたり。

くるみは風早に「最初は爽子ちゃんが私から風早を奪ったと思っていたけど違った。風早が爽子ちゃんを私にくれた。」と伝えました。

くるみにとって爽子との出会いは、風早との出会い以上に人生において価値があったのかもしれません。

2.あやねの初恋

君に届け第30巻 / 椎名軽穂 / 集英社

見た目は派手で、一見怖そうに見られることが多いあやね。

しかし、本当は誰よりも優しく、誰よりも繊細なのです。

今まで付き合ってきた男達は、みんな自分を好きだと言います。

自分が好きかどうかはおいといて、とりあえず付き合うことが多かったのです。

長続きする恋愛もなく「自分は人を好きになれない冷たい人間だ」と思い込んでいました。

そんなあやねの本当の姿を理解していた男が「担任のピン」です。

ピンは、いつも大人っぽいと言われることが多いあやねに対し、「お前はまだ子供だ」と言い、何かとアドバイスをしていました。

受験の時も「お前はもっと上を目指せる。一度本気で頑張ってみろ」とあやねの背中を大きく押しました。

そんなピンに次第に惹かれていったあやね。

ピンのおかげで限界以上に挑み、無事合格することもできました。

バレンタインだったため、コンビニで買ったチョコを片手にピンの家に合格の報告をしに行きました。

そして勇気を出してピンに告白します。

ピンはチョコをパクッと食べ「コーヒーと合うな。10年はえーんだよ！わりーが範囲外だ！」と明るく言いました。

結果は振られてしまいましたが、あやねは大学受験と同じくらいの勇気を出して行動したため、悔いはありません。

「振られちゃったぁ」と笑顔で言うあやねの顔は清々しさで満ちていました。

これがあやねにとっての初恋だったのです。

君に届け最終回を読んだ人の感想

君に届け、の最終回泣きながら読みました(>︿<｡)親目線で読むと泣ける～#君に届け pic.twitter.com/nSVEfnkB9W

— 地球の耳かき@ (@Mimikaki76) March 27, 2018

君に届け、やっと最終回読めた…
泣いたなぁ…

こんな純愛はもう一生できる気がしない。 pic.twitter.com/gCKgsSobCO

— 世界のマキタ🌻シェアハウスアイドル🌸 (@sekainomakita55) March 12, 2020

買ってきたーﾜｧ───ヽ(*ﾟ∀ﾟ*)ﾉ───ｲ君に届けは完結してしまった(ﾉД`)ｼｸｼｸ最終回読むと最初から読みたくなるねぇ
ふしぎ遊戯は待望の白虎編(´Д`三´Д`*)hshs続きが気になるうううう pic.twitter.com/brxlT0t2oU

— カルーア (@MeguminStitch) April 14, 2018

マンガ｢君に届け｣29巻まで読破。
あと、1冊で最終回。
久々、青春、恋❤を味わえた作品📕でした。

— くるみ先生 (@GLAY_carp) November 22, 2018

インストアイベントが終わるまで買って見るの我慢してました。
とうとう最終回の 君に届け。
ずーっと見てたので、とっても淋しいです、、、。見終わってしまった、、！(>_<)泣
#君に届け pic.twitter.com/oamFnVGdM4

— 山口 華奈 MGP KANA (@0yamakana0) March 25, 2018

君に届けの最終巻読んでいや〜！良い最終回だった…！でもこれ最終回のその後もみたい…！めっちゃみたい…！って思いながら本閉じたら帯に番外編ってかいてあるーーー！その後の番外編あるーーーー！！あと2週間で読めるーー！！！優しい世界！！！

— 倉林まとに🐣 (@kuratba) March 27, 2018

『君に届け』最終回までやっと読めた。なんかもう高校生の純愛すげぇ尊い！……と泣きっぱなしだった。
しかし風早は結婚まで待たされると思ったんだけどな。

— 姉村アネム (@AnemuAnemura) January 10, 2019

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君に届け最終回ネタバレ｜まとめ

この記事では「君に届け最終回ネタバレ」をご紹介してきました。

この漫画は、恋愛を通しての主人公の成長だけでなく、友情を通しての成長も多く描かれており、「分かるよ〜青春だ〜」と自分の学生時代を思い出させてくれました。

あんなにガチガチでロボットみたいだった爽子が、最終回では友達をとても大切に思い、また友達にも愛されています。

高校時代の友情って何か他では得られない、特別な感じがしませんか？一生の絆だと思います。

また、風早といる爽子は最終回ではもう完全に「貞子」と呼ばれていた頃の面影はありません。

いい意味で彼に優しく寄り添う、かわいい彼女でしかないのです。

そこまで爽子の女の子の部分を引き出せるのは、きっと風早しかいなかったでしょう。

爽子の勇気や強さに惹かれる読者はきっと多いはず。

3年間の高校生活を一緒に送っているような、爽子の成長を近くで見ているような、そんな気持ちにさせてくれる漫画でした。

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