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最終回ネタバレ

【漫画】寄生獣・最終回(第64話)のネタバレ感想・最後の結末まとめ!

この記事では「寄生獣」の最終回(第64話)をネタバレをご紹介しています。

本記事の内容

  • 寄生獣「最終回」までのあらすじ
  • 寄生獣「最終回」のネタバレ
  • 寄生獣「最終回」の見どころ3つ
  • 寄生獣「最終回」を読んだ感想

共に支え合ってきた友を失い、絶望する新一。

そんな中、山中で起こる惨殺事件。

後藤はまだ生きている!?

寄生獣・いよいよ完結!

寄生獣の「最後の結末」が気になる方はぜひ本記事をお読みください。

寄生獣「最終回」までのあらすじ

寄生獣第1巻の登場するパラサイト

寄生獣 第1巻 / 岩明均 / 講談社

天から降ってきた生命体、蛇のような姿で人間の脳に入り別の生き物になる寄生生物=パラサイト。

日本の高校生泉新一は、腕に潜り込んだ謎の生物パラサイトにより、非日常的な世界に巻き込まれてゆく。

言葉を覚え、知性を獲得した右腕のパラサイトは『ミギー』と名乗り、新一はこの奇妙な生物と対立や反発しながらも、ごく普通の学校生活を過ごす。

この奇妙な共同生活は、新一とミギーが他のパラサイトが出会うことで、お互いの命を賭けた戦いへと変貌した。

新一の学校に教師として赴任したパラサイト田宮涼子(のちの田村玲子)。

短絡的ながら、新一とミギーの危険性に気が付いたAや田宮が送り込んだ島田秀雄。

そして新一の母を乗っ取ったパラサイト。

彼らとの戦いは精神的にも肉体的にも、新一を人間以外の生き物へと変えていく。

一方でガールフレンドの村野里美や、彼を慕う加奈の存在。同じ境遇の宇田守とジョーとの出会いが新一を人間側に押し留める。

そんな中で、新一と因縁深いパラサイトである田村の行動が彼の心を救う。

人間でありながら、パラサイトに協力する市長の広川剛志。

その仲間のパラサイトと、警察や自衛隊との全面対決は、犠牲を払いながらも人間側の勝利となる。

その陰で新一は、最強のパラサイトである後藤と対決。

一度は敗北しながらも勝利した。

徐々に睡眠時間が長くなるミギーが遂に冬眠に近い形で眠りにつくと、新一はパートナーを失う代わりに平穏な日常を取り戻す。

そして物語は1年後。

新一と里美はカップルとしての日々を過ごし、二人で過去を振り返る余裕もできたある日。

市役所戦で死んだと思われていた殺人鬼の浦上が、再び登場したところで最終話へと進む。

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寄生獣「最終回」のネタバレ

寄生獣最終回のシーン

寄生獣 第10巻 / 岩明均 / 講談社

人とパラサイトの見分けが付く快楽殺人者の浦上は、興味を持っていた新一を見つけて接触を試みる。

里美と街を歩いていた新一は、人混みの中に浦上を見つけ、自分を誘うような動きが気になって彼を追いかけてしまう。

それは浦上の狡猾な罠で、逆に里美をさらわれる。

二人を追いかけた新一は、廃ビル屋上で無関係の男女をあっさりと殺した浦上と対面する。

浦上は里美にナイフを突き付けながら「自分こそが本能に従う正常な人間だ」と新一に問う。

それは、新一が純粋な人間でないと気が付いた浦上が、人間と化け物の中間の立場である彼からの意見という名の肯定を聞きたかったから。

ナイフを里美の首筋にあて、得々と人間に対する自論を語りながら真実を迫る浦上に、追い詰められた新一は絶叫の中で告白しようとする。

それを遮ったのは里美の声だった。

自分達の経験したパラサイトとの非日常の日々と比べれば、浦上など怖くないと堂々と告げる。

それよりも里美にとって大事なのは新一との距離だった。

里美は常に先へと進む新一を必死で追いかけていた日々の不安を口にする。

それらは浦上を挑発する行為でもあり、遂には里美の首筋にナイフが食い込む。

流れ出る血を見た新一は、人間離れした速度で二人に近づく。

里美を振り飛ばした浦上に左手で一撃を加え、宙に舞う彼女に右手を伸ばす新一。

しかし、右手は彼女の手を掴めず、里美が落ちていく中で新一は絶望のあまり目をつぶる。

その脳裏に浮かんだのはミギー。

ミギーは新一に自分の人間観を説き彼を励ます。

次の瞬間、右手に感じたのは彼女の手。

間一髪でミギーが目覚めて、里美を掴まえていた。

引き上げた里美を抱きかかえ屋上で横になりながら、新一は彼女に過去の二人の出来事で伝えて無かったことを話す。

それを受け入れる里美。

「知ってるよ、それは新一くん、きみが新一くんだから。」

寄生獣最終回の新一

寄生獣 第10巻 / 岩明均 / 講談社

二人の関係が永遠に続くことを示すかのように、里美を抱きしめる新一の右手がクローズアップされる。

地球を背景に最後のメッセージが示され、物語は完結する。

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寄生獣「最終回」の見どころ3つ

寄生獣の最終回の見どころ

寄生獣 / 岩明均 / 講談社

新一を知る対極の二人について

快楽殺人者の浦上の問いを、人とパラサイトが混ざり合った新一が苦悶するところです。

前話でパラサイトの存在から人間と他の生物の関係、そして地球に住む全ての生命へと視野を広げる考察をした新一。

その彼に、浦上は単刀直入に言います。

人間が増え過ぎたのは人間同士が殺し合わないからで、本当は殺したいはず。

だから人間を殺す自分は正直で人間らしいのだと。

選択肢の無い新一が自分の正体を答えようとした瞬間、里美が浦上を全否定します。

そして新一を人間だと、少し普通の人とは違うところもあるけど人間だと言い切ります。

最後に告げたのは、作中で何度も口にした「きみ、泉新一くん、だよね。」の真意でした。

常に新一のいる場所にいきたい、彼の隣にいたいという思いです。

第2話から続いた彼女の問い掛けがここで回収され、同時に里美の新一への思いの深さを表す名場面と言えるでしょう。

最後の戦い

新一はパラサイトであるミギーの細胞を体全体に取り込んだ結果、人外の能力を得ています。

だからこそ、最後の場面でも他がスローに見えるほどの素早さで二人に近づけました。

誤算は浦上の反応で、自分に襲い掛かる新一の左腕をナイフで刺す動きをみせます。

無論その程度では新一を止める事はできず、浦上を顔面に一撃を受けて吹き飛ばす。

時間にして瞬き一つもない、わずかな時間。

しかし、届くはずの右手が空を切り、視界に映るったのは里美が落ちていく姿。

新一は絶望してその場に崩れ落ちます。

後悔の中で突然頭に浮かんだのはミギー。

ミギーは新一と里美に心の余裕を説き、最後に「自分で持ちな」と言い残して消えます。

気が付くと新一の右手は、里美の左手を掴んでいました。

ミギーが目覚めている間は右手の感触が無くなるという初期からの設定を、ラストで使ったどんでん返しは秀逸でした。

作中の戦いについて

寄生獣は一部を除いてパラサイト対人間の戦いが何度も繰り広げられました。

狩りを除いての戦績は人間側(というかミギー+新一)優位です。

以下が主な戦いです。(〇が勝利)

〇ミギー+新一 VS パラサイトA 刃の打ち合いの中、戦力外のはずの新一の一撃で肉体に致命傷を受け、その後の田村が仕掛けた爆発で死亡。

〇警官隊+ミギー VS 島田 酸をかけられ混乱の中で警官隊を圧倒するも、ミギーの投石で体を貫かれて死亡。

〇ミギー+新一 VS 三木 両腕もパラサイトのため刃の数でミギーを圧倒するも、運動神経(身体統制)に問題があることを見抜かれて敗北、後藤と交代。

〇田宮(田村) VS 草野他 3対1の有利を崩され各個撃破で敗北。

〇警官隊 VS 田宮(田村) 赤子を守るために一方的に銃撃を受け、最後は新一に赤子を託して絶命。

〇自衛隊 VS 広川市長他パラサイト 作戦と火力に圧倒され、後藤以外のパラサイトは壊滅。

自衛隊 VS 後藤〇 銃器をものともせずに自衛隊を圧倒、部隊を壊滅させる。

ミギー+新一 VS 後藤〇 ミギーと新一を圧倒した上にミギーを吸収して勝利。

〇新一+ミギー VS 後藤 新一を追い詰めるが人間の作り出した毒で弱体化、後藤が体の制御を失った隙に復活したミギーの一撃で敗北。

こうしてみるとパラサイト田宮が言った「我々は弱い」という言葉も比喩でも何でもありませんでした。

パラサイトは狩る側ではなく、人間に寄生するだけの弱い生き物だと思えます。

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寄生獣「最終回」を読んだ感想|まとめ

市庁舎戦から後藤戦へと物語が加速した後、ミギーの冬眠により日常を取り戻す。

そこから残っていたテーマの回収を最終回直前と最終回で行い、物語を締めたのは秀逸です。

特に浦上という読者が忘れていた快楽殺人者を、上手く使い切った感があります。

また、仲睦まじくしながらも、微妙な齟齬があった新一と里美が、本当に結ばれてハッピーエンドを迎えたのも読後の満足感につながりました。

それにしても、人間に対して興味はあっても好意は無かったミギーが、新一へのメッセージとして人間を「心に余裕(ヒマ))がある生物」だと称賛したのは驚きです。

ミギー自身もまた新一と同様に成長し進化したのだと思います。

『寄生獣』は、壮大なテーマを日常の枠に持ち込んだ作品です。

警察や自衛隊は強過ぎず弱過ぎず、適度な強さで登場しています。

また、パラサイト達が人間社会へ同化していく道へ進むなど、常に現実的な路線を崩しませんでした。

だからこそ、最終回も日常の中で非日常に巻き込まれるストーリーで終えたのは、当然だと言えるでしょう。

「最後までバランス感覚に優れた名作」

と呼ばれるに相応しい最終回でした。

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ミスティー

ブロガーの「ミスティー」と申します。当ブログでは「漫画」や「電子書籍サービス」に関する情報をお届けしています。ぜひ楽しんでいって下さい。

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