「山田くんと7人の魔女(やまだくんとななにんのまじょ)」は、吉河美希による日本の漫画作品。
「週刊少年マガジン(講談社)」にて、2012年12号から2017年12号まで連載されました。
この記事では「山田くんと7人の魔女の最終回ネタバレ」をご紹介しています。
「山田くんと7人の魔女の最後の結末が知りたい!」
という方はぜひ本記事をお読みください。
目次
山田くんと七人の魔女「最終回」までのあらすじ
不良で有名な主人公の「山田 竜(やまだ りゅう)」が、朱雀高校に伝わる伝説である七人の魔女を探すスクールラブコメディ。
周りの環境に溶け込めずにいた山田は、階段から落ちたときに「白石うらら」とキスをしてしまう。
そのときに山田と白石の中身が入れかわってしまった。
このことがきっかけで、山田には「キスで相手の能力をコピーする力」があり、白石には「キスした相手と中身が入れ替わる能力」が発覚した。
その後、白石以外の六人の魔女とも出会い、山田が白石に告白をして二人は付き合うことになる。
二人は喧嘩をしながらも円満に付き合い、物語はハッピーエンドを迎えようとしていた。
しかし卒業式が近づいていたある日、朱雀高校から白石の姿が消えたのである。
山田は白石がどこにいるのかを聞き回るが、誰も白石うららの存在を覚えていなかった。
そこで唯一、生徒の記憶を消すことができる託摩 類(たくま るい)に聞くと、「白石うららは自分の意志で消えることを選択した。」という。
どうして山田だけに記憶が残っているのか。
問いただしても託摩は何も答えてはくれない。
八方塞がりになった山田が白石を取り戻すために、卒業式まで奔走する。
山田くんと七人の魔女「最終回」ネタバレ
山田は白石と同じ大学に進学するため、白石と一緒に毎日勉強を頑張っていた。
白石のおかげで成績は順調に良くなり、志望校に合格できそうなラインまで成長していた。
しかし、白石の成績は下がっていた。
これ以上白石の負担になりたくない山田は「もう一人で大丈夫だから!」というと、白石が「わかったわ。山田くん、大好きよ。」と言って突然姿を消してしまう。
山田が所属する超常現象研究部の仲間に「白石はどこいった?」と聞くが誰も白石を覚えていない。
このことに違和感を感じた山田は、魔女の能力に詳しい託摩 類に話を聞く。
すると白石は「自分から姿を消すことを選んだ」という。
山田が「どうしてそんなことを!」と託摩に聞くと、「白石はみんなと別れるのがつらいからだろ!」と言われる。
そこで山田は卒業式に白石と会って、記憶を取り戻させることを決意する。
白石をどうやって迎えるか考えながら、山田は第一志望の大学に合格。
待ちに待った卒業式に、海外へ引っ越した白石が山田の前に現れる。
しかし白石は山田のことを何一つ覚えていない。
ただ、山田には記憶を消す前に白石が残した日記があり、卒業式にどうやって白石の気を引けばいいか細かくわかっていた。
白石は一向に山田に興味を示さない。
打つ手が無くなった山田が言った一言が白石の気を引くことになる。
「お前ずっとすまんなそうな顔しやがって…!」
その言葉に怒った白石は「私はつまらなくなんてない!」と山田に言う。
このことがきっかけで、山田は白石を取り戻すことに成功したのである。
高校を卒業してから10年後、山田は東京の丸の内でサラリーマンをしていた。
そこでブラジル転勤が決まり、白石へプロポーズすることを決意する。
山田の自宅で宮村とプロポーズの予行演習で「俺と結婚してください!」と言うと、偶然帰ってきた白石と遭遇してしまう。
ひょんなことでプロポーズをしてしまい、白石は「はい。」と答える。
朱雀高校の教会で結婚式を挙げ、二人の子供に恵まれた山田と白石。
最後は白石が子供に「お母さん昔は魔女だったもの!」と言い、物語はハッピーエンドで幕を閉じる。
山田くんと七人の魔女「最終回」の見どころ
白石ともう一度会うために頑張る山田
ここは山田が男を見せるシーンになります。
数々の苦難を乗り越えて、何回も白石に告白して付き合ってきた山田。
たった一回記憶が無くなったぐらいで、白石を失うことはありません。
白石の「私たちは出会う運命なの。5回目も6回目も告白してきてね。」という言葉を胸に、卒業式まで勉強を頑張ることに決めました。
白石と同じくらい頭がいい託摩に勉強を教えてもらい、大学受験に備えていきます。
勉強していてもずっと「白石に会いたい。」と思いながら頑張る姿はかっこいいですよね。
また一緒にデートをして、笑い合いながら隣を歩きたいとずっと思っています。
ここで素晴らしいのは友だちの存在です。
山田は白石に会えなくて辛いはずです。
一人だったら白石に会うのを諦めていたかもしれません。
でも山田には魔女探しを手伝ってくれた仲間がいます。
やっぱり仲間の存在は大切ですよね。
白石に会いたくても会えない。でもみんながいるから大丈夫。
そんな苦しい状況でも諦めない山田に感動できるシーンですよ。
白石が山田宛に送った山田くん日記
ここでは、白石が魔女になった理由が明らかになります。
小さい頃から勉強しかしてこなかった白石は、朱雀高校に入学してもずっと勉強をしていました。
そんなある日、魔女にならないかと誘われます。
でも白石には叶えたい願いが無いので、すぐその誘いを断ります。
そこで白石は気晴らしに屋上で勉強をしていると、山田と初めて出会います。
白石がいたことに気がついた白石は、山田に「お前みたいなつまらねーやつにはわからないか。」と言われ、少しムッとするのです。
再び山田と会ったときに「私はつまらなくない!」といい、白石は山田に恋をします。
山田くん日記には、今まで色いろな好きをもらった山田へのお礼がたくさん書いてありました。
この日記に書いてあった最後の言葉が一番感動できます。日記にはこのように書いてあります。
「突然いなくなってごめんなさい。でもこんな私を許してくれて、また出会ってくれるなら卒業式の日に待っています。」
白石はたくさんの好きをもらって幸せでしたが、魔法が消えたら自分がいた場所に戻らないといけない。
でも山田を忘れたくない。
本当に山田が好きで、ずっと一緒にいたい気持ちが一番強く書かれています。感動できて、胸キュンもできる名シーンなので必見です。
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山田くんと七人の魔女「最終回」のネタバレ感想|まとめ
山田くんと7人の魔女は「アニメ化」「ドラマ化」された超人気スクールラブコメ作品です。
今回読んでみて思ったのは、不良少年と優等生少女の物語という相性の悪さが「よりストーリーを盛り上げている」ということ。
純愛スクールラブコメを見るなら、山田くんと七人の魔女はかなりおすすめだと思いました!