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最終回ネタバレ

うさぎドロップの結末・最終回(最終話)ネタバレまとめ【最後どうなった?無料で読む方法も】

「うさぎドロップ」は、宇仁田ゆみによる日本の漫画。

「FEEL YOUNG(祥伝社)」にて、2005年10月号から2008年4月号から2011年5月号まで連載されました。

この記事では「うさぎドロップの最終回ネタバレ」をご紹介しています。

「うさぎドロップの最後の結末が気になる」

という方はぜひお読みください。

うさぎドロップ最終回までのあらすじ

30歳独身の「河内大吉(かわち だいきち)」は、祖父の葬儀で一人の女の子に出会う。

その女の子は、祖父の隠し子である6歳の少女「加賀りん」。

親戚の話し合いにイラ立った大吉は、自分がりんを育てることを決意。

りんを育てるようになってから、大吉の生活や考え方にも変化が起き、りんも大吉のことを信頼するようになる。

月日は流れ、小さかったりんも高校一年生に。

大吉と生活するようになってから、10年もの月日が流れていた。

幼なじみの「コウキ」やいとこの「麗奈」とともに高校生活を楽しく過ごすりん。

しかし、りんは大吉のことを父親ではなく"異性"として好きなことに気づいてしまう。

さらには、その気持ちが大吉にバレてしまい、関係がギクシャクしてしまう。

実母の正子に相談したりんは、りんの父親が大吉の祖父でないことを知らされる。

大吉と血の繋がりがないことが分かったため、大吉のことを好きでいる決心を決める。

「自分の方を向いてくれるように頑張る」と大吉に伝えるりん。

一方、大吉はりんのことを娘としか思っていなかったため「りんが高校を卒業するまで考えさせて欲しい」と頼む。

「どこにお前が着地したとしてもお前はうちの子!」と大吉は言い切る。

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うさぎドロップ最終回ネタバレ

うさぎどろっぷ 最終話

うさぎどろっぷ最終回 / 宇仁田ゆみ / 祥伝社

高校の卒業式を終えたりんと仲間たち。

「みんなでごはん食べに行こーよ」と言う麗奈に対し「んな気分じゃねーよ」と言うコウキ。

試験が控えているコウキのために、みんなは夏休みに集まることを決める。

みんなと別れて、学校から帰るりんとコウキ。

「コウキは大学どこに決まっても引っ越しちゃうんだね・・・」

「お父さんはいいヤツだけどやっぱ気イ遣うしなー・・・」

お互いのモテなかった高校生活のことや、コウキの今後のことなどを話す。

家までりんを送り届けたコウキ。

最後に「オレは夏休みにはりんが腰ぬかすぐらいかわいい彼女連れてくるからさー」と言って帰っていく。

うさぎどろっぷ最終回のコウキとりん

うさぎどろっぷ最終回 / 宇仁田ゆみ / 祥伝社

夜になって大吉が仕事から帰ってくる。

「お待たせー卒業したー!!」と言って抱きつくりん。

「まあ俺にはりんのこと拒むとか絶対無理なんだけどさー」と言う大吉。

そう言いながらも、父親としての立場、結婚相手としての立場の一人二役で自分の気持ちを話す。

そして「おまえはどこに出してもはずかしくない・・・娘だ・・・つーか・・・高嶺の花だよ・・・」と伝える。

あらためて向かい合った大吉とりん。

「じゃ・・・結婚しよっか・・・」と言う大吉。

りんにプロポーズする大吉

うさぎどろっぷ最終回 / 宇仁田ゆみ / 祥伝社

うんうんと嬉しいそうにりんはうなずく。

しかし「いずれ」と大吉は言葉を続ける。

「結婚したほうが楽だと思うよー世間的に」と言うりんの言葉に、大吉は冷や汗を流す。

場面は変わって、寝る時間。

久しぶりにりんと大吉の寝室を仕切っていた障子を開けることにする。

普段と違う雰囲気にはしゃぐりん。

そんなりんに「ほんとに他にいなかったのかよ・・・」と大吉は聞く。

「ダイキチ走るの速いし」と小学生みたいなことを言うりん。

「ダイキチはね、わたしが将来こども産んだらちゃんと一緒に育ててくれるってこともわかってるから・・・」と言葉を続ける。

うさぎどろっぷ最終回のりん

うさぎどろっぷ最終回 / 宇仁田ゆみ / 祥伝社

「絶対その子のことを幸せにするの、わたしみたいにね」

その言葉を聞いて、ひそかに涙を流す大吉だった。

『うさぎドロップ』完。

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うさぎドロップ最終回の見どころ

大吉の返事

最終的に、大吉とりんは結婚することになりました。

しかし、長年りんの親として過ごしてきた大吉はどんな返事をするのか気になるところでしょう。

「相手が40過ぎのおっさんなんだからそいつを簡単に許すわけにはいきません!」

「言い寄られて仕方なく若い子と一緒になりましたみたいなポーズ、りんには絶対したくないんだよ・・・」

この言葉からも分かるように、親目線、結婚相手目線の気持ちが交錯しています。

どちらにしても、りんを大切に思う気持ちは伝わってきます。

「俺母ちゃんに何て言えばいいんだ・・・」

「俺おっさんが過ぎるって絶対・・・」

これらも大吉らしいです。

「高嶺の花」のりんに「おじさんの自分なんかが・・・」という気持ちが大吉にはあるのかもしれません。

大吉の涙のワケ

「絶対その子のことを幸せにするの、私みたいにね」と言うりんの言葉を聞いて、大吉は涙を流しました。

りんを育てるようになって、大吉の過ごす環境はガラリと変わりました。

「今まであたしがどれだけ自分を犠牲にしてきたか何も知らないクセに」という母の言葉を思い出してしまったこともあります。

また、20代の頃から子育てをしているパパやママを見てこんなことを言ったことも。

「自分の時間とか・・・ずっと無くても平気でいられるのかなって・・・」

少なからず、自分だけのことを考えていればいい生活ではなくなったわけです。

「今 俺が“これは犠牲じゃない”って言い切るのはウソくせーから何年か後にそう思えたらいいなと思う」という言葉が最初のほうにありました。

りんの言葉で「これは犠牲じゃない」と実感できたのかもしれません。

いろいろな思いから涙が出てしまったのでしょう。

コウキとの関係

母が再婚したということもあり、コウキは大学進学のために地元を離れることに。

中学生のときはグレてりんと距離が空いてしまったコウキ。

りんの隣に立ちたいという思いから、頑張って勉強して同じ高校に通うことができました。

6歳の頃からの幼なじみで、何でも話せる関係だった二人。

最後に一緒に帰るときの会話はいつものように他愛ないものでしたが、少し寂しそうな雰囲気も漂います。

「りん泣かせたらオレまじでぶちのめすからな!!」と大吉に宣言したこともあるくらい、りんのことがずっと好きだったコウキ。

「りんが腰ぬかすぐらいかわいい彼女連れてくるからさー」という言葉も、彼なりの気遣いかもしれません。

りんのことを吹っ切る意味もあったのでしょう。

りんとコウキがそれぞれの道を歩んで行くことが分かるシーンです。

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うさぎドロップ最終回を読んだ人の感想

うさぎドロップ最終回(最終巻)を無料で読む方法

うさぎドロップ第9巻の表紙

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うさぎドロップ最終回ネタバレ|まとめ

この記事では「うさぎドロップの最終回ネタバレ」をご紹介してきました。

大吉とりんが結婚することになり、ハッピーエンドで終わったうさぎドロップ。

しかし、SNSではこの終わり方に賛否両論ありました。

中には「気持ち悪い」という声も。

確かに、ずっと娘として育ててきたりんを異性として見られるのかという疑問があります。

個人的には、大吉とコウキのお母さん、りんとコウキの組み合わせで上手くいくことを願っていたので少し残念でしたね。

しかし、大吉の言葉の一つ一つから、りんを特別に思う気持ちが伝わってきました。

また、りんの立場からすると、血も繋がっていない自分を実の娘のように育ててくれた大吉に、恋心が芽生えるのは仕方がないのかもしれません。

うさぎドロップの「番外編」では、りんと大吉の結婚後の生活が描かれています。

二人が並んで歩く姿は、守っていく関係からともに歩んでいく関係に変わったことが分かります。

もし二人の間に子供が産まれたら、その子はりんのように幸せに過ごせるのは間違いないでしょう。

最後は急展開でビックリしましたが、うさぎドロップは育児と恋愛の両方が楽しめる作品でした。

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ミスティー

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