ハヤテのごとくは、畑健二郎による日本の人気漫画。
「週刊少年サンデー(小学館)」にて、2004年45号から2017年20号まで連載されました。
この記事では「ハヤテのごとくの最終回のネタバレ」をご紹介しています。
「ハヤテのごとくの最後の結末が気になる!」
という方はぜひ本記事をお読みください。
目次
ハヤテのごとく最終回までのあらすじ
毒親に翻弄されバイトを首になった綾崎ハヤテは、自暴自棄になり公園にいた少女の誘拐を企てる。
誘拐しようとした少女は三千院財閥の一人である「三千院ナギ」。
ハヤテはナギを誘拐しようとしたが、誤解と勘違いで三千院家の執事となる。
ハヤテは傍若無人なナギに振り回されながらも、メイドのマリア達に助けられ、次々おこる奇想天外な事件からナギを守り続ける。
ナギの幼馴染である愛沢咲夜・鷺ノ宮伊澄・橘ワタル達とも仲良くなり、白皇学園では生徒会長の桂ヒナギクをはじめさまざまな人と出会う。
物語は三千院家の相続と、王族の庭城「ロイヤルガーデン」への道しるべとなる宝石「王玉」を巡る戦いへと進む。
ハヤテは庭城に囚われた幼き頃の初恋の人、天王洲アテネをヒナギクと伊澄の助力、そしてナギの決断により救い出す。
王玉を無くし三千院家を追われたナギは、オタクの春風千桜や剣野カユラと共に漫画家の道をめざす。
修行の結果、ナギはアイドル兼同人作家の水蓮寺ルカに同人誌対決で勝つ。
再び三千院家に戻ったナギが後継候補者の初柴ヒスイや前執事の姫神達と争う中で、マリアがメイドを辞める。
失意のナギを慰めるためのクリスマスパーティで盛り上がる白皇学院に、庭城を求めてヒスイが攻め込む。
同じ頃ナギは、ハヤテの自分への好意が誤解だと知る。
負の感情爆発させたナギは、王玉を使ってハヤテとヒスイを巻き込み庭城への道を開く。
箱庭の中でナギを傷づけた自分を責めるハヤテだが、元同級生の西沢歩の言葉で立ち直る。
復活したハヤテは、ナギを幻想の世界からヒスイの妨害を跳ねのけて救い出す。
計画が失敗して怒り心頭のヒスイに、ナギは三千院家の全ての権利をゆずり退かせる。
ひとり立ちのためハヤテと別れる決意をしたナギは、泣きながら彼を見送った。
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ハヤテのごとく最終回のネタバレ
ハヤテを利用して三千院家に近づき大金持ちになろうとした彼の毒親二人。
逃走するなかで巨大な手に道を阻まれる。
現れたのはヒスイだった。
庭城を手に入れる目的を阻害された彼女は、当然の報いを与えようとする。
妻を残して逃亡した父も、息子でハヤテの兄であるイサクに殴られ、彼もまた罪の報いを受ける。
ナギの執事でありながら、裏切った姫神が目指したのは、ナギの母紫子を生き返らせることだった。
それが元から出来ぬことと、彼女が自分を思い忘れていなかったことを知る。
白皇学院の生徒会室では、メンバーがナギ・ハヤテらが退学したことを嘆いていた。
一人ベランダにたたずんでいたヒナギクは「用事がある」と言って立ち去る。
走り出す彼女の回想と共に、登場人物たちの近況が描かれる。
ギリシアに戻ったアテネ。
紫子の墓参りをするナギの祖父と執事のクラウス。
取り壊されるナギが一時暮らした思いでのアパート「ムラサキノヤカタ」。
仲が深まったワタルとメイドのサキ。
人気が高まり多忙な水蓮寺ルカ。
行く場を無くしたタマとネコの不知火は、咲夜と伊澄に拾われる。
生徒会室では、瀬川泉、花菱美希、朝風理沙が副会長の霞愛歌と共になごんでいる。
追いついたヒナギクはハヤテを呼び止める。
勇気を示して伝えた言葉は「二年後のクリスマス」。
マンションの一室でうたた寝していた千桜はナギに起こされる。
抗議する千桜に毎朝、彼女の元に朝ご飯を作りに来ていたナギは容赦ない。
温かい内に食べるように言うと、ナギはバイトへ向かう。
その背にクリスマスパーティに来るように告げた千桜は、ナギのテンションの高さを不思議に思う。
同居するカユラは当然のように答える。
「クリスマス・イブだからさ・・・。」
ナギは回想する。
ハヤテと過ごした時間よりも別れた時間が長くなり、その間に前より背が少し伸びて、生活もすべて自分でまかない、勉強も励み、部活に参加していると。
苦手と思っていた運動が得意だと知り、料理も掃除も洗濯もできなかったことが信じられないと。
最初から上手に出来たわけでなく、夜一人で泣いてしまうこともあると。
それでも、可能性は無限にあった気が付き、今では一人でできるようになったと。
でも、クリスマスの季節だけは胸が苦しいと。
公園でたたずむナギに男二人が声をかける。
当然の拒否と恫喝に男達が退散する。
一人になったナギは告げる。
「守ってもらう必要は無い」と。
それは茂みに隠れたハヤテへのメッセージだった。
照れ笑いとともにハヤテが現れる。
微笑みつつナギはあの時のように執事になれとは言わない。
一人で生きていけるようになったから。
宣言通りの自分になったナギの言葉を継いだのはハヤテ。
二年経ってもナギを守りたいという気持ちは変らないと。
受け止めるナギ。
ハヤテは話したいことがあると誘う。
ナギは答えて二人は手を繋ぐ。
最後に描かれたのは、部屋に飾られたナギとハヤテとマリアの御屋敷での写真。
また三人で暮らすのか暗示して物語は完結する。
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ハヤテのごとく最終回の見どころ
ナギの成長
もうこれは天才お嬢様兼ヒキニートのナギが成長した姿ですね。
朝も起きれるし、ご飯も準備できる。
掃除もできるし、洗濯もできる。
苦手だと思った運動は、実は得意だった。
昼に活動して夜に寝る。
焼肉屋・なんちゃらランドに一人で行くこともできる。
そして寄ってきた男をあしらうこともできます。
だからこそ、ハヤテに保護される存在ではなく、対等な恋人として前に立てた。
人間をダメにするクッションに埋もれていた頃の彼女はいません。
2年の月日はナギを大きく成長させました。
ではハヤテは。
彼の2年はが語られることはありません。
でも、他のヒロインとは全て区切りがついてます。
ハヤテもまた、ナギのことを思い続けた2年間だったと思います。
だからハヤテは優しい顔でナギを見つめて、何のためらいも無く口にできました。
「君の-この先の未来を守りたいって気持ちは・・・二年たっても変らなかったよ。」
この後に頬を染めるのが素敵でしたね。
ダメで可愛いナギはもういません。
恋心から愛情へと思いを深めたナギが素敵な最後でした。
サブヒロイン達の結末
メインヒロインのヒナギク(実質)の最後の勝負ですね。
ハーレム漫画として天然ジゴロに吸い寄せられたヒロイン達。
ハプニングとアクシデントで親密になる展開から、やがてハヤテとヒロイン達の勝負に収束します。
アイドルのルカ。
メインヒロインとの本気の勝負を挑み敗れ去った彼女は、アイドルを続ける道を選んで去っていきました。
永遠の女王様アテネ。
ハヤテの初恋の人は彼からの思いを受けながらも、幼少期の思い出として心に仕舞いました。
ハムスター西沢さん。
好きで好きでやっぱり好き、そんな思いが毎回見れるのに間の悪さが災いする小動物の歩ちゃん。
最後は思いを全て伝えハヤテを助け、そして恋に自ら終止符を打ったのは素敵でした。
天然癒し系お嬢様泉。
ハヤ太君に思いを寄せながら淡い幼い時の恋として、そのまま友人として終えたのは彼女らしいです。
そして生徒会長ヒナギク。
歴代人気投票で3連覇の彼女は圧倒的な得票率を誇り、ダブルスコアも2回です。
アニメの投票ではナギに1位は取られたものの僅差の2位。
コンプレックスツンデレの可愛らしさは読者の心を掴み続けました。
その彼女が最終回で踏ん切って告白に向かいます。
「ちょっと・・・好きな人に告白してくる。」
最後まで男前で直球で彼女は堂々と愛を告げる。
その結果は、それでも向かっていった彼女は最高の戦うヒロインでした。
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ハヤテのごとく最終回を読んだ人の感想
小学生の時からアニメも漫画も見てた大好きなハヤテのごとくが最終回を迎えましたね...
アニメの作画崩壊は大好きなアニメだっただけに許せなかったけどw
原作完結お疲れ様でした‼#ハヤテのごとく pic.twitter.com/TXGFHZMmMX— Apollo@あんきゃん (@0410aqours) April 13, 2017
ハヤテのごとく最終回、よかった。いやよすぎた。世界一だ。ハヤテの両親が一番嫌いだから消えて欲しいという願望も果たせたし、ナギのたくましさを見習うべきだと思った。けどなんと言っても気になるのがヒナギクの告白がうまくいったかどうか。これが心残り。(言いたいこと多いから次のツイートへ)
— オズキ (@may51940) April 12, 2017
サンデーを読んでトキワ来たれり!!とハヤテのごとく!の最終回を見届けた。ハヤテは13年か、長かったなぁ。連載開始時から読んで途中飛ばしつつだけど楽しんだよ。トキワはストーリーが好きだった。一度はやり直すのかと思ってたけどまっすぐいったね。面白かったなぁ。もう少し読みたかったな。 https://t.co/lrvt1LBdIB
— 暴走高速バスローリングサンダー最狂つあらい@MJR本妻 (@tsuarappy) June 13, 2019
今、最終回読み終わりました。ハヤテのごとくは始めて漫画にハマった作品です!人生の半分以上をハヤテのごとくと共に過ごしてきました。小学生時代〜大学生までを過ごしたので自分にとってハヤテのごとくは青春です!
こんなに素敵な作品をありがとうございました!畑先生お疲れ様でした!!!— たかちゅー@三千院家の執事 (@t8810) April 12, 2017
ハヤテのごとく最終回。
あれから2年間見守り見守られる関係を経て、成長してから一緒に…
広げた伏線というか風呂敷を収めきれてない感もあるけど、いい結末だったな。
— エヴァ🍁 (@eva_kamikitadai) April 13, 2017
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ハヤテのごとく!最終回ネタバレ|まとめ
大円団で終わった執事ラブコメの最終回読了の感想は「長かった。」です。
オタク的ネタを挟んだ執事コメディから天然ジゴロハーレムモノをへて、まさかの冒険ファンタジー要素を加味したバトルアクションに。
後半の同人誌対決は色々ありましたが、最後の決着はファンタジーと恋愛要素を絡ませての大円団。
これを迷走と捉えるか、作者の趣味をすべて盛り込んだと観るかは人それぞれです。
ヒロイン達が恋に決着を付けていく終盤では、自分が応援していたキャラの負け姿に思う所があったりもしました。
それでもやっぱりナギエンドは、すっきりした決着だったと思います。
最後にマリアが戻る含みで終えたため、共に三人でまた一緒に暮らす姿が浮かびますね。
何はともあれ、コメディーで始まった物語が紆余曲折を経て、ハッピーエンドで終わったので私は大満足でした。
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