この記事では、鬼滅の刃に登場する主要キャラクターの1人「栗花落カナヲ」についてまとめています。
栗花落カナヲの過去、失明理由、死亡するのか?という件まで完全解説!
この記事を読めば、栗花落カナヲとはどのようなキャラクターなのか、一通り把握できます。
「栗花落カナヲってどんなキャラクターなの?」
という方はぜひ本記事をお読み下さい!
目次
カナヲは死亡するのか
結論から言うとカナヲは死亡しません。
無限城編がはじまってからというもの、鬼殺隊は数多くの死亡者を出してきましたが、カナヲはなんとか生き残ります。
ただ、かなり危険だったのは確かです。
たとえば上弦の弐「童磨」との戦いでは、死亡寸前まで追い込まれています。
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童磨との戦いは鬼滅の刃第16巻〜19巻の間に描かれています。
カナヲVS上弦の弐「童磨(どうま)」を振り返る
カナヲは無限城にて上弦の弐の童磨と戦うことに。
ちなみにこの時、童磨は胡蝶しのぶを吸収している最中でした。
自分を助けてくれたしのぶが吸収されてている姿を見て、カナヲは激高。
童磨に斬りかかります。しかし、この攻撃を童磨はあっさり交わし、しのぶを吸収し終えます。
カナヲは目の前で大切な人を殺されてしまいました。
普段は大人しいカナヲですが、この時ばかりは「私は…胡蝶カナエと胡蝶しのぶの妹だ…」と声を震わせ感情を剝き出しにしています。
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童磨との戦いは鬼滅の刃第16巻〜19巻の間に描かれています。
カナヲは劣勢を強いられる
序盤、カナヲは童磨と対等に戦っていました。
私はカナヲの方がスピード面では上回っていたと思いますね。
実際に童磨は、カナヲの斬撃をくらい、内臓が飛び出していたので。
童磨も「今喰った柱の娘よりも実力があるのかもしれない」とカナヲの実力を高く評価しています。
そんなこんなで童磨はいよいよ本気を出すことに。
ギアを一段階挙げて血鬼術を連打します。
「枯園垂り(かれそのしづり)」「凍て曇り(いてぐもり)」「蔓蓮華(つるれんげ)」「寒烈の白姫(かんれつのしらひめ)」「冬ざれ氷柱(ふゆざれつらら)」
この5連撃はさすがにヤバかったですね。
カナヲはギリギリ交わしますが、その間に隙を見せてしまったため、日輪刀を奪われ絶対絶命のピンチに陥ります。
伊之助が登場
カナヲも死亡か…。
なんて思っているところに伊之助登場。
伊之助もしのぶが死んだことを知り「咬み殺してやる塵が」と怒りをあらわにします。
この時の伊之助はガチ中のガチでしたね。
小さい子を踏みつけたり、禰豆子を殺そうしたりしていた頃の伊之助からは想像もできないほど真剣な顔付き。
きっと、仲間の優しさに触れるうちに伊之助も人の心を持つようになったのでしょう。
戦いはさらにヒートアップ
追い込まれていたカナヲは、伊之助が助けに来てくれたことで落ち着きを取り戻します。
と、、、ここで衝撃的な事実が判明。
伊之助の母親は童磨に殺されていたのです。
このことを知った伊之助は激怒しさらに戦いはヒートアップ。
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童磨との戦いは鬼滅の刃第16巻〜19巻の間に描かれています。
決着はいかに
全力を出し切っているカナヲと伊之助の2人に対して、まだまだ余裕のある童磨。
しかし、ここでついに戦況が動き出します。
急に童磨の顔が溶け出し、その場に倒れ込んでしまったのです。
これは、しのぶを吸収したことが原因です。
しのぶは自らが吸収されることを見込んで、藤の花の毒を体内に巡らせていたのです。
関連記事:【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡シーンは漫画の何巻で読める?【最後に残した言葉まとめ】
それでも童磨はまだ死亡しません。
驚異的な粘りで戦い続けます。そしていよいよ童磨との戦いは最終局面へと突入。
カナヲは童磨の「霧氷・水連菩薩」をかいくぐるため、禁断の技である「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」を繰り出します。
自分の目が失明するかもしれないにも関わらず、一切の迷いがないカナヲ。
童磨の霧氷・水連菩薩をみごとに見切ったカナヲは、童磨の首に日輪刀を振るいます。
しかし、、、完全には斬れない!
ここで伊之助はアドリブを効かせ「獣の呼吸 思いつきの投げ裂き」でカナヲの刀を押し込む。
このとっさの伊之助の判断は素晴らしかったですね。
伊之助が放り投げた日輪刀がカナヲの日輪刀を押し込む形となり、みごと童磨の首を斬り落としました。
カナヲは失明…。童磨を倒したけど、その代償は大きかった
カナヲは宿敵「童磨」を倒すことに成功しました。
しかし、「右目を失明する」という大きな代償を背負っています。
カナヲの「花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼」は、それだけ目に負担が掛かる技だったのです。
このことは、胡蝶しのぶも「その技を使うと失明するかもしれない。眼球というものはとても繊細です。過剰に出力して負荷をかけるのは危険極まりない」と警告を鳴らしていました。
それでもカナヲは危険を承知の上で使用した。
なぜなら、何としてでも姉さんたちの仇を打ちたかったから。
結果的に右目を失いましたが、自らの命を犠牲にした胡蝶しのぶに比べたら大したことはありません。
カナヲは彼岸朱眼を使用する前、以下のように思っています。
「自分は命さえ失おうというのに、どうして私の視力なんて心配したんですか?なんて優しい人なんだろう。なんて尊い人なの。守り方かった。命を掛けて守りたかった。一緒に家に帰りたかった。」
ちなみに、片目だけの失明ですんだのは、しのぶの毒のおかげで技を使用する時間が短かったからです。
もう少し時間がかかっていたら、カナヲは両目を失明していたでしょう。
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童磨との戦いは鬼滅の刃第16巻〜19巻の間に描かれています。
カナヲの無残戦
童磨との死闘を制したカナヲは広場にいる無惨と戦います。
カナヲは愈史郎の術がかかっているお札を付け、透明となって伊之助・善逸とともに登場。
起死回生の一手と思われましたが、無惨に「なるほど、いるな。姿は見えないがいる」とすぐに気が付かれてしまいます。
やはり無惨はバケモノです。
カナヲたちは柱が体勢を立て直す時間を稼ぐために、次々と技を繰り出しますが、すぐに再生する無惨の前ではハエ同然。
軽くあしらわれてしまいます。
何人いても無惨の前には無力なのかもしれません。
そして周りの隊士もやられてしまいカナヲの前に無惨が。
万事休すかと思われたその時、、、炭次郎が復活!!
「ヒノカミ神楽 輝輝恩光(ききおんこう)」でカナヲを救出します。
このシーンを見て「炭次郎-!!」と叫んだ方は絶対に多いはず。
カナヲが炭治郎の鬼化を阻止
無惨戦の最終局面。
太陽光から肉体を守るために無惨は巨大化します。
そして、巨大な肉の塊の中で、死を覚悟した無惨は炭治郎に自身の思いを託すことにします。
無惨は炭治郎に血液を注ぎ、鬼の王にしようと企んだのです。
無惨に血液を大量に注ぎ込まれた炭治郎は鬼化。
凶暴に暴れ回ります。
そんな姿を遠くから見つめるカナヲ。
そして一人このように呟きました。
「私の目を残してくれたのはこのためだったんだね。姉さん」
カナヲは鬼を人間に戻す薬を胡蝶しのぶから預かっていたのです。
両目を失う覚悟でカナヲは2回目の「彼岸朱眼」を使います。
そしてみごとに炭治郎に薬を注入成功。
この薬がしっかり効いて、炭治郎は無事人間に戻ることができました。
栗花落カナヲ(つゆりかなを)のプロフィール
名前 | 栗花落カナヲ(つゆりかなを) |
---|---|
階級 | 癸→己→丁 |
誕生日 | 5月19日(出生不明だったため、カナエとしのぶに出会った日にしている) |
年齢 | 16歳 |
身長 | 選別時152cm→9巻辺りから156cm |
体重 | 選別時44kg→9巻辺りから46kg |
出身地 | 東京府 本所區(現:墨田区 向島) |
趣味 | 朝から晩までシャボン玉 |
好きなもの | アオイの作ったもの全部、ラムネ |
CV | 上田麗奈 |
栗花落カナヲは、竈門炭次郎・我妻善逸・不死川玄弥らの同期の鬼殺隊の剣士。
同期隊員としては唯一の女性です。まさに”紅一点”。
最終選別において炭次郎を含む3人が体力・精神ともにギリギリのなか突破したのに対して、カナヲは傷も汚れひとつなくありません。
本当に最終選別を受けていたのか疑ってしまうほど。
登場時の能力はカナヲが頭ひとつ抜けているようです。
この時のカナヲはすでに全集中の呼吸・常中を習得していたので、最終選別を余裕で突破していたことにもうなずけます。
サイドテールの髪型に蝶の髪飾り、紫色の瞳をしているのが特徴的です。
スカートにブーツを履いているのも、鬼殺隊の女性キャラクターにおいては珍しいですね。
女の子らしいかわいい服装に、男性ファンの心を揺さぶること間違いありません。
栗花落カナヲの呼吸・技
栗花落カナヲは「花の呼吸」の使い手です。
栗花落カナヲの花の呼吸一覧
- 花の呼吸:弐ノ型・御影梅(みかげうめ)
- 花の呼吸:肆ノ型・紅花衣(べにはなごろも)
- 花の呼吸:伍ノ型・徒の芍薬(あだのしゃくやく)
- 花の呼吸:陸ノ型・渦桃(うずもも)
- 花の呼吸:終ノ型・彼岸朱眼(ひがんしゅがん)
※原作漫画内で見れた花の呼吸は全5種類です。壱ノ型と参ノ型は見れていません。
カナヲと胡蝶しのぶ・カナエの関係性
名付け親でもあり、カナエは「カナヲは可愛いもの!」というほど溺愛しています。
カナエの”エ”を”ヲ”に変えたというところから、”エ”が”ヲ”に。
ということで”笑顔”という意味がカナヲ名前には込められているのかもしれません。
また、3人とも蝶の髪飾りを付けているところからも仲の良さが伺えます。
特にアニメでは3人が本当の姉妹のように感じるシーンも描かれていて、なんだか見ている側がほっこりします。
カナヲには胡蝶しのぶ・カナエに救われた過去がある
カナヲは幼少期に両親から虐待をされて育ちました。
それが原因でトラウマとなってしまい心を閉ざしてしまっています。
「ある日ぷつんと音がして何も辛くなくなった」というほど。
そんなカナヲですが、両親に売られ、人買いに縛られているところをたまたま通りかかったしのぶとカナエに救われます。
このことは鬼滅の刃第7巻61話の「番外編」に掲載されています。
※アニメだと第25話「継子・栗花落カナヲ 」。
カナヲはその後、胡蝶姉妹のもとで生活することになりますが、幼少期の頃に虐待を受けた影響で自分で考えて行動できなくなっていました。
そんなカナヲを見てカナエが表と裏の書かれた銅貨を渡します。
「一人の時はこの銅貨を投げて決めたらいいわよ」と。
カナエの優しさが伝わってきます。
以降、カナヲは迷ったときはこの銅貨を使うように。
またお守りのように大切にしています。
カナヲは胡蝶しのぶの継子(つぐこ)
カナヲは胡蝶しのぶの「継子」です。
※継子とは鬼殺隊の柱直々に稽古をつけてもらえる若手の隊士のこと。
カナヲはしのぶの継子ですが、そうは言ってもはじめは鬼殺隊に入隊するつもりはありませんでした。
カナヲが鬼殺隊に入隊した理由は、蝶屋敷で働いているアオイ・なほ・きよ・すみのように家事をこなせなかったからです。
自分にも何かできることはないか?そう考えるようになったカナヲは、見よう見まねで胡蝶カナエの花の呼吸を真似してみることに。
すると意外とうまくいっちゃったみたいです(笑)
調子に乗ったカナヲは胡蝶姉妹に黙って最終選別を受けることにします。
みごとに合格したカナヲは、胡蝶しのぶの継子として柱を目指すことになります。
カナヲの結婚相手は炭治郎!"炭カナ"カップル誕生!
単行本23巻にてカナヲと炭次郎が結婚していたことが明かされました。
結婚式の様子などは描かれていませんでしたが、2人の子孫が登場しているので間違いありません。
カナヲは伝説のコイントスのシーンで炭治郎のことを好きになりましたよね。あのシーンは本当に感動的でした。
炭治郎の優しさで心を開放したカナヲ…。炭治郎もカナヲの優しさに触れ笑顔満載です。
カナヲと炭治郎の子孫について
鬼滅の刃の最終回では、現代の様子が描かれています。
そこでは、前述したカナヲと炭次郎の子孫「竈門カナタ」と「竈門炭彦(かまどすみひこ)」が登場します。
カナタはカナヲ似の美男子。炭彦は炭次郎似の活発な青年です。
カナタと炭彦は双子ではないかというくらいそっくりですね。
関連記事:鬼滅の刃の最終回ネタバレ感想まとめ【ひどい終わり方だった?】【輪廻転生・生まれ変わりキャラ考察】
竈門カナタ(かまどかなた)
カナヲと一緒で目が紫色をしています。
炭彦とは真逆な性格でクールで物静かです。
「燈子が地球で一番可愛いと思うよ」と平然に言ってのけるキザな一面もあります。
竈門炭彦(かまどすみひこ)
炭彦はマイペースな性格でのんびりやさん。
遅刻の常習犯でもあり、朝寝坊している様子が描かれています。
そんな炭彦ですが、運動神経が良いのも特徴です。
パルクールのような動きで、自分が住んでいる高層マンションから隣りの5階建てのマンションに飛び移っていました。
学校までの道のりもアクロバットな軽快な身のこなしで、遅刻を回避します。
栗花落カナヲは死亡する?失明した理由とは?|まとめ
この記事では、鬼滅の刃に登場する「栗花落カナヲ」についてご紹介してきました。
カナヲは無限城編・無惨との最終決戦で大いに戦闘に貢献しました。
ぶっちゃけ他の柱よりも活躍したんじゃね?なんて思うくらいです。
カナヲは童磨も倒してるし、炭治郎の鬼化も阻止してるんですよね。
陰の功労者であることは間違いありません。
そんなカナヲですが、最後は思いを寄せていた炭治郎と結婚するという超幸せな結末を迎えることに。
また、失明したと思われた右目も「完全に見えなくなっているわけではない」ということが最終話で判明しています!
というわけで今回は以上です。
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