この記事では「珠世(たまよ)」についてまとめています。
珠世の過去や死亡シーン、鬼舞辻無惨・愈史郎との関係性について徹底解説!
この記事を読めば珠世とはどういったキャラクターなのか、一通りわかる内容になっています。
目次
珠世は死亡するの?
結論から言うと、珠世は鬼舞辻無惨との戦いで死亡します。
※珠世の死亡シーンは21巻第180話「恢復」に掲載されています。
ただ、珠世は決して無駄死にしたわけではありません。
珠世の死は全て計画通りであり、産屋敷耀哉の戦略・鬼殺隊の強さを信じて自らの身を犠牲にしたのです。
珠世は200年以上も無残を倒す計画を練り続けていました。
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珠世の死亡シーンを振り返る
珠世は無残を鬼から人間に戻すため、懐に飛び込み薬を吸収させます。
産屋敷耀哉の自爆攻撃、柱の追撃があったため、珠世はみごと薬を吸収させることに成功しました。
一瞬の隙も見せない最強の鬼「無残」に対して、自分の拳ごと吸収させたのです。
鬼を人間に戻す薬を注入された無残は、「鳴女」の血鬼術を使い、鬼殺隊士・珠世等を「無限城」に引きずり込みます。
無限城に落とされた鬼殺隊の主要メンバーは、それぞれ上弦の鬼と戦うことに。
この時、珠世は無残に取り込まれそうになりながら、必死で助けを待ち続けていました。
無残は繭のような肉の塊に体を包み、徐々に薬を分解していきます。
その後、やっと鬼殺隊士たちが珠世・無残の元に駆け付けてきますが時すでに遅し…。
無残は薬を分解することに成功して完全復活を遂げます。
珠世はというと、頭だけですが、まだ生きている状態でした。
死亡を悟った珠世は最後に「お前は今日必ず地獄に落ちる」と告げます。
珠世は自分が死んでも、無惨を追い詰める自信があったのでしょう。
この言葉を聞いた瞬間、無残はなんのためらいもなく珠世の頭を握り潰しました。
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珠世の過去について
珠世は鬼になってから200年以上生きています。
「鬼舞辻無惨を抹殺したい」という思いだけで生き続けてきました。
珠世が鬼になった理由
珠世が鬼になった理由は病で余命が限られていたからです。
そのため、どうしても子供の成長を見たかった珠世は「子どもが大人になるのを見届けたい」と無残に告げ、自ら鬼になることを志願したのです。
しかしこの時、無惨は「鬼は人の血肉を食らわねば生きていけない」という事実を珠世に伝えていませんでした。
もしこの事に珠世が気が付いていたら、おそらく鬼にはなっていなかったでしょう。
珠世の性格を考えると、たとえ我が子の成長する姿が見たくても、人を喰らってまで鬼になることはしなかったはずです。
つまり「鬼になってでも生き続ける」という選択は、珠世の唯一の誤算になってしまったのです。
最終的に珠世は、鬼になったことで自分の夫や我が子を喰い殺してしまうことに…。
その後は自暴自棄になり、大勢の人を喰い殺してしまいます。
珠世は鬼舞辻無惨と行動していた過去がある
鬼滅の刃第21巻では、炭治郎が遠い昔の先祖の記憶を見ます。
そこには鬼舞辻無惨と珠世の姿がありました。
珠世は、鬼舞辻無惨と仲間であるかのように一緒に行動していたのです。
しかし、珠世が一緒にいたのは心の内を隠したうえで「無惨の隙」を見つけるために行動を共にしていたように見えます。
おそらく珠世は、内心では無残のことを恨み、復讐の機会を伺っていたのでしょう。
実際に珠世は、この時、遭遇した「継国緑壱」が繰り出す技を応援するかのような眼差しで見つめていました。
結果的に無残は分裂して逃亡。その後珠世は、緑壱に協力して無惨を倒す手助けすることになります。
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珠世とは?
珠世は鬼滅の刃に登場する主要キャラクターの一人。
主人公「竈門炭治郎」の家族を惨殺した「鬼舞辻無惨」を倒すことを生きる目的として、200年以上も奮闘し続けています。
そんな珠世ですが、美しい女性の出で立ちをしていながらも実は鬼。
「鬼でありながら医者」というのが珠世の正体です。
珠世は「鬼の始祖」である鬼舞辻無惨への復讐を誓い、200年以上「殺害方法」を模索してきました。
最終的に珠世は「鬼を人間に戻す薬」の開発に成功しています。
さらには、「鬼舞辻無惨しか鬼を増やせない」と言われている中で「愈史郎」や「猫の茶々丸」を鬼にすることにも成功。
珠世は鬼舞辻無惨を追い詰める薬の開発に成功しているので、医者としての腕はかなり優秀です。
また、珠世は自らの力で鬼舞辻無惨の呪いを外したり、少量の血で生きられるように体をいじったりもできます。
珠世の性格と魅力について
珠世は鬼でありながらも、凛とした気品で溢れています。
性格は冷静で穏やか。
珠世は優しさには優しさで返す「情」を兼ね備えています。
容姿はかなりの美人なので、愈史郎がベタ惚れする気持ちもよく分かりますね。
珠世と愈史郎の出会い・関係性について
珠世と愈史郎はいつも一緒にいるので、家族だと思うかもしれませんが実は違います。
珠世と愈史郎は「医者」と「患者」という関係性でした。
このことは、第3巻に掲載されている珠世の回想シーンで紹介されています。
珠世は病で命を落としそうな愈史郎に対して鬼になることを提案します。
もちろん辛く苦しい日々が待っていることを伝えたうえで…。
愈史郎は鬼になることを承諾。
なぜ愈史郎は鬼になってでも生きたいと思ったのか、その理由は描かれていません。
私が思うに、愈史郎は珠世に一目惚れしていたので、「鬼になってでもずっと一緒にいたい」と思ったのでしょう。
実際に愈史郎は珠世が死亡してからも、ひたすら珠世を思い続け「珠世の絵」を書き続けています。
このことらも、愈史郎の珠世に対する想いがよく分かりますよね。
珠世と胡蝶しのぶの関係性
珠世と胡蝶しのぶは、鬼舞辻無惨との最終決戦に向けて「4種類の薬」を共同開発を行った仲です。
2人の出会いは産屋敷耀哉の仲介によるもの。
産屋敷耀哉は鎹鴉を使い、身を隠し続ける珠世の居場所を特定しました。
そして、鬼の体と薬学に精通している胡蝶しのぶと出会わせ、鬼舞辻無惨を倒すための協力を仰ぎます。
その後、珠世としのぶは薬を開発。
しのぶは珠世が作った薬を使い、上弦の弐「童磨」を倒すことに貢献しました。
この時、しのぶは珠世と共同開発した「藤の花の毒から作られた薬を全身に巡らせる」という奇策を立てています。
関連記事:【鬼滅の刃】胡蝶しのぶの死亡シーンは漫画の何巻で読める?【最後に残した言葉まとめ】
珠世が開発した薬について
珠世は鬼舞辻無惨との戦いのため、4つの薬を開発しています。
- 鬼を人間に戻す薬
- 老化の薬
- 分裂を阻害する薬
- 細胞を破壊する薬
鬼を人間に戻す薬
竈門禰豆子と鬼舞辻無惨無残に使用した薬です。
この薬で禰豆子はみごと人間に戻れています。
定期的に禰豆子の血を検査していたからこそ、この薬は完成したのでしょう。
鬼舞辻無惨を人間に戻すことはできませんでしたが、分解に時間がかかり足止めに成功しているので、非常に効果の強い薬だと言えます。
おそらく、無残以外の鬼にこの薬を使えば、人間に戻せるでしょう。
老化の薬
珠世が開発した「老化の薬」には「1分で50年老化させられる」という効果があります。
無残は約4〜5時間前に珠世に薬を吸収させられたので、つまり、薬の効果があらわれるまでの時間を差し引いたとしても3時間=「約9000年」老化したことになります。
無残は疲弊しきった人間を倒せないことに疑問を抱き、やっとこの薬の効果に気付きましたが時すでに遅しでした。
分裂を阻害する薬
3つ目は「分裂阻害の薬」です。
「無残は追い込まれると分裂して逃亡する」
珠世はこのことを知っていました。
無残が過去に緑壱に斬られ、分裂して逃亡するシーンを確認していたからです。
※無残が分裂するシーンは第187話に描かれています。
首の弱点を克服し、いざとなれば分裂できる無残。
この分裂を阻止するために作られた先手必勝の薬です。
細胞を破壊する薬
4つ目の薬は「細胞破壊」の薬です。
細胞破壊の薬は、3つの薬で弱ったところに効果があらわれてきます。
まさしく「最後の止めを刺すための薬」といったところでしょうか。
- 老化の薬
- 細胞破壊の薬
この2つの薬の効果により無残は弱体化。
本来であれば赫刀による斬撃でも無残はダメージを喰らいませんが、薬の効果により、極めて有効な攻撃となり無残は追い詰められています。
珠世の血気術
珠世は鬼なので「血気術」が使えます。
自らの腕を掻き、血をだすことであみだされる「惑血」と、血の匂いで相手を惑わす「白日の魔香」の2種類です。
惑血視覚夢幻の香
「惑血視覚夢幻の香」は、竈門炭治郎が浅草で鬼舞辻無惨と遭遇し、騒動を起こした時に使いました。
珠世の腕から流れ落ちる血の匂いを嗅ぐと、視界が幻想的な世界に変化して、周りを見ることができなくなります。
珠世は警察に取り抑えられている炭治郎を助けるためにこの血鬼術を使いました。
つまり、攻撃するための血鬼術というより、どちらかというとサポート系の技なのではないかと考察できます。
白日の魔香
「白日の魔香」は竈門炭治郎が戦った「マリの鬼」に使いました。
白日の魔香を使うと、相手の脳の機能を低下させ、秘密を守ることができなくなります。
自白を強要する効果があるので、敵の情報を探りたい時などに効果的な技です。
なお、マリの鬼は珠世の白日の魔香により、うっかり鬼舞辻無惨の名前を出しそうになります。
しかし、寸前のところで無残の呪いによって殺されています。
珠世の名言
守っていただかなくても大丈夫です…鬼ですから
第2巻で、視覚を扱う鬼「矢琶羽」とマリを扱う鬼「朱紗丸」に襲われたときのこと。
珠世と愈史郎を庇いながら戦う炭治郎に向け発したセリフです。
力強くて美しい、珠世らしい名言ですね。
武運長久を祈ります
禰豆子を連れて旅立つことを決意した炭治郎への激励の言葉。
「武運長久」とは、武士としての成功と安全を祈る言葉です。
着物を着た美しい立ち振る舞いをする珠世によく似合っている「かっこいい名言」ですね。
お前を殺す為にお前より強くなる必要はない、お前を弱くすればいいだけの話
自分の命を犠牲にしてでも無残を倒すことを選んだ珠世。
そんな珠世の執念が感じられる言葉です
鬼舞辻無惨にまとわりつきながら流し目で呟く珠世は恐ろしいですね。
シビれます!
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