この記事では、鬼滅の刃に登場する「産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)」についてまとめています。
本記事の内容
- 産屋敷耀哉の死亡理由
- 産屋敷耀哉の正体・その他情報
- 産屋敷耀哉の子供について
産屋敷耀哉(お館様)はなぜ死亡したのか?その理由について深掘り。
産屋敷耀哉の性格・裏エピソード・子供・鬼舞辻無惨との関係性といった情報も合わせてご紹介しています。
「お館様の情報が詳しく知りたい!」
という方はぜひ本記事を参考にしてください。
目次
産屋敷耀哉(お館様)の死亡理由と死亡シーンを振り返る
産屋敷耀哉(お館様)は鬼滅の刃「第137話:不滅(16巻)」で死亡します。
ことのきっかけは鬼舞辻無惨の来訪からはじまります。
お館様は鬼舞辻無惨に攻撃を仕掛けるため、忍ばせておいた爆弾で自爆しました。
そして、家族もろとも消し飛ばすことに…。
この爆発により「産屋敷あまね(妻)」「産屋敷ひなき(長女)」「産屋敷にちか(次女)」の3人も死亡。
産屋敷家4人が一瞬で死亡するという衝撃的な展開を見せました。
鬼舞辻無惨に対する憎しみ・執念が誰よりも強いお館様だからこそ取れた、捨て身の戦略だと言えるでしょう。
まさに暴挙・・・!
ただ、お館様はこの時すでに病気でかなり弱っていたので、もうじき死亡することを理解していたんですよね。
でなければ、このような行動(自爆)は取れなかったはずです。
お館様は自爆する前、「悲鳴嶼行冥」に遺言を残していました。
「五日以内に無惨が来る。私を囮にして、無惨の首を取ってくれ…」
「他の子供たちは私自身を囮に使うことを承知しないだろう。君にしか頼めない行冥…。」
お館様は、無惨が訪れて来ることを得意の「先見の明」で予知していたのです。
そしてみごとに無惨の来訪を的中。
さらには駆け付けてきた「珠代」「柱」が一斉攻撃を仕掛け、物語は無残との最終決戦へと突入します。
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お館様(産屋敷耀哉)の正体とは
産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は、鬼殺隊の「最高管理者」であり、第97代目の「当主」として鬼殺隊の中枢を担う人物。
鬼殺隊士からは「お館様」と呼ばれ慕われています。
なぜ産屋敷耀哉がこれほどまでに慕われているのか。
その理由は、圧倒的なカリスマ性、統率力、心優しい性格、聡明さ、荘厳さにあります。
卓越した「先見の名」で鬼殺隊を正しい方向に導く産屋敷耀哉。
鬼殺隊の方針・戦略なども全て産屋敷耀哉が担います。
産屋敷耀哉は頭脳明晰なだけでなく、生まれつき「特質な声の持ち主(1/fゆらぎ)」ということもあり、その声を聴いた者は不思議な安堵感に包まれます。
実際にお館様の声を始めて聞いた炭治郎は「この人の声で頭がふわふわする…。凄い高揚感だ…!」と驚きを隠せなかったほど。
また、産屋敷耀哉は前述した「先見の明」も持ち味の一つ。
感覚が非常に優れているので、事前に危機を察知することができます。(鬼舞辻無惨が訪れて来ることを5日前に察知)
また、産屋敷一族は、先見の明により「莫大な財を成した」とも原作漫画内に記載されています。
切れ味鋭い産屋敷耀哉の洞察力
個人的に1番印象に残っているのが柱合会議の1シーン。
禰豆子(ねずこ)の処分について揉めている中、お館様はたった一言で個性の強い柱の面々を黙らせました。
「人を襲わないという証明はできない。しかし、人を襲うということもまた証明できない。」
「事実、禰豆子は約二年もの間、人を一度たりとも襲っていない。」
このみごとに本質を捉えた言葉で柱達はぐうの音も出なくなります。
たった一瞬で正論を瞬時に導き出すお館様のずば抜けた判断力。
さすが鬼殺隊のトップを務めるだけあります。
心温まる産屋敷耀哉のエピソード①
産屋敷耀哉は、鬼と戦って死亡した隊士達の墓参りを1日たりとも欠かしたことがありません。
それくらい、隊士たちを思いやる気持ちが強いです。
原作漫画内でも、妻のあまねと墓参りをするシーンが幾度となく描かれていました。
また、お館様は怪我で動けなくなった隊士の「見舞い」も絶対に欠かしたことがありません。
実際に、時透無一郎が鬼に襲われ、生死の境を彷徨っている時には、傍らで励まし続けています。
心温まる産屋敷耀哉のエピソード②
お館様は亡くなった隊員の名前と生い立ちを全て記憶しています。
このエピソードは、鬼滅の刃第19巻に掲載されています。
不死川実美は「俺でさえ一緒に戦った死んだ隊士全ての名前は憶えてきれてない」と言っているので、その人数はかなりの数になるでしょう。
「亡くなった隊士の墓参りを毎日欠かさない」「怪我をしている隊士の傍らで励ましの声をかけ続ける」「亡くなった隊士の名前と生い立ち全てを記憶している」
これだけの気遣いができるからこそ、お館様は隊士達から敬われているわけです。
産屋敷耀哉の強さ・立ち位置について
産屋敷耀哉は弱いです。
鬼殺隊の中で「最弱」と言って良いでしょう。
ただ、これは病気なのである意味仕方ありません。
本人としては、剣士として戦いたかったようですが、「刀を振ってみたけれど、直ぐに脈が狂ってしまい10回もできなかった」という事実がのちの回想シーンで明らかになっています。(不死川実弥の回想シーンより)
次に、産屋敷耀哉の「立場」に関してですが「鬼殺隊士と対等の立場」と言っています。
「自身が死んでも何も変わらない。」「代わり(産屋敷輝利哉)はすでに用意できている」と言っていることからも、自分のことを偉いと思っていないことは明らかです。
また、鬼滅の刃第19巻では、はじめて対面した不死川実美にこう告げています。
「私は偉くも何ともない」「皆が善意でそれぞれの如く扱っているだけ」「嫌だったら皆と同じように扱う必要はない」と。
このことからも、産屋敷耀哉は皆と対等の立場だということが分かります。
お館様の声優は誰?
お館様と言えば「1/fゆらぎ」と呼ばれる特質な声の持ち主。
現代では、「宇多田ヒカル」や「徳永英明」が持ち合わせていると言われています。
そんなお館様の1/fゆらぎを再現するのが、「森川智之」さんという人物。
森川智之さんはトム・クルーズやブラッドピットといったハリウッドの豪華俳優の吹き替えを担当しています。
実際にアニメで森川智之さんの声を聞いてみましたが、お館様にピッタリで驚きました。
私がイメージしているお館様そのものだったので。
産屋敷家にかけられた呪いとは
産屋敷一族は1000年もの間、鬼舞辻無惨と戦いを続けてきました。
「無惨が人間を喰らう鬼だから戦う」というのが最たる理由ですが、実は他にも理由がありました。
その理由とは、産屋敷耀哉と鬼舞辻無惨の2人は「同じ血筋」だということ。
つまり、無残が人間を喰らう鬼化したことで、産屋敷一族に呪いが掛かってしまったのです。
無惨が生まれたのは1000年以上前なので、決して近くはありませんが、2人は紛れもなく血が繋がっているのです。
実際に耀哉と無惨の顔はそっくり。まるで双子の兄弟のように瓜二つです。
具体的にどのような呪いが掛けられているのかと言うと、「産まれてくる子供が皆病弱で直ぐに死んでしまう」というもの。
この呪い(病気)はかなり質が悪く、額を中心に火傷のようなただれが広範囲に広がります。
産屋敷耀哉の顔が火傷の痕のようにケロイド状に広がっているのは、この呪いが原因だったわけです。
いよいよ一族が絶えかけた時、産屋敷一族は神主から助言されることに。
「同じ血筋から鬼が出ている…。その者を倒すことに心血を注ぎなさい」と…。
産屋敷一族は代々神職の一族から妻をもらったことで、子供が死にづらくなりましたが、それでもなお、誰も三十年と生きることができていません。
お館様の子供について
お館様には5人の子供がいます。
これが中々ややこしいんですよね…。
なぜなら、全員顔にが似ているから。ぶっちゃけ見た目では判断が尽きません。
というわけなので、誰が誰なのか分かりやすいようにサクッとまとめました。
産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)について
まずは産屋敷耀哉の後継者である「産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)」についてです。
産屋敷輝利哉は、産屋敷家の長南として生まれ、ゆいつ性別が一人だけ「男性」です。
また、髪の色も一人だけ「黒」なので分かりやすいですね。
産屋敷輝利哉は、父である産屋敷耀哉が亡くなったあとは第98代目の当主となり、鬼舞辻無惨との戦いの指揮を取りました。
産屋敷輝利哉の登場シーン
- 藤襲山(ふじかさねやま)で行われた「最終選別」の案内人を務める
- 産屋敷耀哉が死亡したあとは第98代当主に就任
- 鬼滅の刃第23巻に登場(日本最高齢記録を更新)
産屋敷ひなきについて(双子の長女)
産屋敷ひなきは輝利哉の長女。
柱合会議でお館様の世話役として登場しました。
(向かって左側に座っている方)
柱合会議で鱗滝さんの手紙を読んだのがこのひなきですね。
目印は右側に赤い髪飾りを付けている点。
ただ、この髪飾りは逆になっていることもあるので注意。
(絶対的な目印とはなりません。)
実際に柱合会議の時は髪飾りが逆になっていました。
そんなひなきですが、最後は産屋敷耀哉の自爆に巻き込まれ死亡します。
無惨が訪れた時、次女のにちかとボールで遊んでいました。
産屋敷にちかの登場シーン
- 藤襲山(ふじかさねやま)で行われた「最終選別」の案内人を務める
- 柱合会議にて鱗滝左近次の手紙を読む
- 爆発に巻き込まれ死亡
産屋敷にちかについて(双子の次女)
産屋敷にちかは双子の次女。
柱合会議で産屋敷耀哉の世話役として登場しました。
(向かって右側に座っている方)
目印は頭部左側に黄色い髪飾りを付けている点。
にちかもひなき同様、産屋敷耀哉の自爆に巻き込まれて死亡します。
姉ひなきよりもにちかは出番が少ないですね。
産屋敷にちかの登場シーン
- 柱合会議に登場(向かって左側いたのがひなき)
産屋敷くいなについて(末っ子三女)
「産屋敷家くいな」は、鬼舞辻無惨との最終決戦で輝利哉のサポート役に付きました。
(向かって左側に座っている方)
くいなの目印は頭部左側に付けている菊の花の髪飾り。
気が強い性格の持ち主で虫を素手で倒せます。
くいなは運動神経がよく活発な性格です。
四女のかなたとは「正反対の性格」と原作漫画に記載されていました。
そんなくいなの最大の見せ場は輝利哉に放った強烈なビンタ。
判断ミスで落ち込んでいる輝利哉に対して、強烈なビンタを浴びせ目覚めさせました。
産屋敷くいなの登場シーン
- 無惨との最終決戦でサポート役を務める
- 輝利哉に強烈なビンタを浴びせる
産屋敷かなたについて(末っ子四女)
「産屋敷家かなた」は、鬼舞辻無惨との最終決戦で敷輝利哉のサポート役に付きました。
(向かって右側に座っている方)
くいなの目印は頭部右側に付けている菊の花の髪飾り。
三女のくいなとは打って異なり、気が弱い性格で蜘蛛に手の甲を這われ気絶した経験があります。
特技はお琴。(運動神経はイマイチ)
かなたは三女くいながビンタを放った際、横で驚いていました。
産屋敷かなたの登場シーン
- 無惨との最終決戦でサポート役を務める
産屋敷耀哉(お館様)について|まとめ
この記事では鬼殺隊の当主「産屋敷耀哉」についてご紹介してきました。
産屋敷耀哉は鬼滅の刃第16巻「不滅」で死亡しました。
死因は自爆。
自らの家族3人(あまね・ひなき・にちか)を巻き込んで自爆するという衝撃のシーンでした。
※産屋敷耀哉が死亡したあとは「産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)」が当主となり、鬼殺隊をけん引します。
そしてその後、物語は「無限城編」へと突入。
上弦の鬼との戦いが本格的に始まります。
ここからめっちゃ面白くなるので、早くアニメで見たいですね!
まだ漫画を読んでない人は今の内に読んでおきましょう。
ではでは今回はこの辺で!
ありがとうございました。
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