鬼滅の刃の「遊郭編」に登場する鬼と言えば堕姫&妓夫太郎ですよね。
この記事では、堕姫・妓夫太郎の「特徴」や「壮絶な過去」をご紹介しています。
目次
堕姫・妓夫太郎とは
堕姫・妓夫太郎は十二鬼月「上弦の陸」に君臨する鬼。
「吉原遊郭」に身を潜め、100年以上人を喰い続けてきました。
葬った柱の数はなんと合計22人。鬼舞辻無惨から「これからもっと強くなる残忍な鬼」と期待を寄せられている鬼です。
堕姫と妓夫太郎は「2人で一人」なので、つまりどちらか片方の首を斬っても倒すことができません。
この点が他の鬼と大きく異なる点。
堕姫・妓夫太郎を倒すには、二人の首を同時に斬らなければならないのです。
堕姫・妓夫太郎は「遊郭編」に登場する鬼ですが、これまでの鬼とは一味も二味も違い、かなり独特でクセがある鬼でした。
これはおそらく、鬼滅の刃ではじめて登場させる「上弦の鬼」だったので、吾峠 呼世晴さんは相当気合いが入ってたんじゃないですかね。
鬼の過去が赤裸々に語られるようになったのも、この堕姫・妓夫太郎あたりからですし。
※後ほど詳しくご紹介していますが、堕姫・妓夫太郎には悲しく辛い過去があります。
最終的に堕姫・妓夫太郎は「童磨(どうま)」の手招きで鬼となりますが、そこに至るまでの導線もしっかり描かれていて読み応えもあります。
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堕姫の特徴
堕姫は「蕨姫花魁(わらびひめおいらん)」として、京極屋に潜んでいました。
「首を傾けて下から睨み付ける癖」が特徴的で、容姿はとても美しいです。
鬼舞辻無惨からも「お前は誰よりも美しい」と褒め称えられています。
しかし、堕姫は言動が荒々しく、周りから恐れられていました。
あまりにも気性が荒いので、全身から狂気が滲み出ています。
凶暴な堕姫
凶暴な堕姫に対して、周りの人々は一切口答えできません。
なぜなら、堕姫がいなければ京極屋は潰れてしまうからです。
京極屋は堕姫の美貌を売りに、客を集めていたのです。
堕姫に刃向かえる人間は皆無。
京極屋は堕姫の楽園と化していました。
ちなみに、個人的にも堕姫は綺麗だと思う(笑)
もはや人間と何ら変わりませんからね。
なぜか網タイツ履いているし。胸もかなり豊満。
凶暴な堕姫の言動に周りは辟易
堕姫は言葉遣いも非常に悪く、何か気に食わないことがあるとすぐに暴言を吐きます。
実際に、京極屋に忍び込んでいた善逸扮する善子は、「不細工だねお前、気色悪いし死んだ方がいいんじゃない?」と言われ殴り飛ばされていました(笑)
堕姫は暴言・暴力だけならまだしも「気に食わない」という理由だけで殺してしまうことも…。
京極屋のおかみである「お三津(おみつ)」は、堕姫に楯突いたことが原因で殺されてしまいます。
ON/OFの切り替えが堕姫はうまい。人を殺したあともあっさりと花魁に戻れるあたりが狡猾。だからこそ、遊郭で100年以上バレずに人を喰らい続けられたのでしょう。
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兄妓夫太郎や鬼舞辻無惨には甘える一面も
普段は凶暴・凶悪な堕姫ですが、鬼舞辻無惨や兄「妓夫太郎」には甘える一面も。
たとえば、無残の膝に顔を擦りつけ、甘えている姿が原作漫画で描かれていました。
そして、宇髄天元に首を切られた時には「ギャン泣き」するなど、精神的な弱さも露呈していました。
特に兄「妓夫太郎」にはべったりで、最後死亡する時には「お兄ちゃん」と泣きながら叫んでいます。
普段は傲慢で暴力的な堕姫ですが、実は弱さを隠すために取り繕っていた部分もあるのでしょう。
堕姫は変身する(少しだけ)
繰り返しになりますが、堕姫・妓夫太郎は二人で一体という変わった鬼。
本命はあくまで妓夫太郎なので、堕姫自体はそこまで強くありません。
ただ、堕姫は切り離していた帯を吸収すると少しだけ変身します。
具体的には、髪の色が黒→白に変わる感じです。
この本来の堕姫には、炭治郎の「ヒノカミ神楽」による攻撃、覚醒した禰豆子の蹴りがまったく通用しませんでした。
駆け付けてきた宇髄天元に首をあっさり斬られてしまいましたが、当時の炭治郎や禰豆子よりは強かったので、あながち弱くはないですね。
堕姫が繰り出す血気術
堕姫は着物に扮した8本の帯で攻撃を仕掛けます。
堕姫の帯は、ただ単に攻撃するだけでなく、切り離し、人間を取り込めるのが特徴。
切り離した帯は、宇髄天元の嫁(須磨とまきを)の2人、その他遊郭で行方不明になった人間を取り込んでいました。
切り離した帯にはしっかりと「意識」があるので、堕姫の命令通りに動きます。
この帯の鬼は決して強くはありません。伊之助に「ミミズ鬼」とバカにされ、挙げ句の果てには宇髄天元にあっさり切られます(笑)
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妓夫太郎の特徴
妓夫太郎は堕姫とは打って変わり、見た目が非常に薄気味悪いです。
顔や体に無数の黒いシミがあり、ガリガリにやせ細っているのが特徴です。
また、暇さえあれば体をボリボリかいているのも特徴の一つとして挙げられるでしょう。
そんな薄気味悪い妓夫太郎ですが、性格もかなり悪い。
具体的には、ネチネチしていて異常なほど嫉妬深いんです。
イケメンで筋肉質の宇髄天元をはじめて見た時には、その嫉妬深さを露呈していました。そのシーンがこちら。
宇髄には嫁が3人いるので、誰からも好かれたことがない妓夫太郎にとっては妬ましい存在だったのでしょう。
宇髄天元が人に感謝されることを勝手に想像して嫉妬心を増幅させるシーンもありました。
また、妓夫太郎は言葉遣いもかなり気色悪いんですよね。語尾をやたら伸ばすのでネチネチ具合が増幅しています。
具体的には「いいなぁ〜・そうだなぁ〜」といった感じで語尾を伸ばします。
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妓夫太郎の名前の由来
妓夫太郎の「妓夫」とは、遊郭において主に客引や集金を担当していた役職のものたちを指す言葉だそうです。
妓夫太郎は鬼になってからも同じ名前を使っていて「妓夫」としての信念をそのまま引き継いでいます。
妹の堕姫が宇髄に首を斬られた時には、「取り立てる」という言葉を使っています。
妓夫太郎の血気術
妓夫太郎は、2つの鎌で相手を攻撃します。(鎌を使う理由は人間だったころも鎌で戦っていたから。)
妓夫太郎の鎌には「毒」が塗られているので、非常に厄介です。
攻撃を少し受けただけで瀕死状態に追い込まれてしまいます。
柱の宇髄天元を死亡寸前まで追い込んだので、かなり強力な毒だと言えるでしょう。
妓夫太郎はただ単に鎌で相手を斬りつけるのではなく、血のような鋭い斬撃を飛ばすこともできます。
この斬撃は通常攻撃よりも厄介で、命令で動きを変えることもできます。
斬撃は何かに当たるまで永遠に追いかけてきます。宇髄天元は日輪刀で切る、もしくは壁や物にうまく当てて対処していました。
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堕姫・妓夫太郎は漫画の何巻・何話で登場する?
堕姫・妓夫太郎はコミック漫画の第9巻・10巻・11巻に登場します。
※9巻は堕姫のみ登場。10巻・11巻で妓夫太郎が登場。
いわゆる「遊郭編」に登場するので、まだ読んでいない方はぜひチェックしてみてください。
ちなみに余談ですが、堕姫・妓夫太郎を「鬼滅の刃のアニメ」で見ることはできません。
なぜなら、現時点だとまだ「無限列車編」までしか映像化が進んでいないからです。
※2020年12月26日時点での情報。
ただ、今後もしかすると鬼滅の刃のアニメ第二期が制作されるかもしれないので、その時は映像で堕姫・妓夫太郎を見れるかもしれませんね。
遊郭編はバトルシーンが多いので、ぜひとも映像で見たいところです。
堕姫・妓夫太郎は死亡する?最期について
堕姫と妓夫太郎は死亡します。
遊郭にて壮絶なバトルを繰り広げましたが、堕姫は善逸・伊之助の2人に敗れ死亡。妓夫太郎は炭治郎と宇髄天元の2人に敗れ死亡します。
ちなみに最後は、負けた原因をなすりつけ合う自体に発展。
「あんたのせいで負けたのよ」と堕姫が妓夫太郎を責め、妓夫太郎は「お前が足を引っ張った」とお互い罵り合う形に。
そんな二人を見た炭治郎は、いつもの通り鬼に対しても慈悲の念を向けます。
堕姫・妓夫太郎の悲しすぎる生い立ち
堕姫と妓夫太郎は「羅生門河岸(らしょうもんがし)」と呼ばれる遊郭の最下層の家庭に生まれました。
この環境がかなり劣悪で、「子供なんて生きているだけで飯代がかかるので迷惑千万。」と生まれてきた時から忌み嫌われていたそう。
妓夫太郎に関しては、生まれて来る前の段階で何度も殺されそうになっています。
妓夫太郎は前述した通り、見た目が非常に悪いので、「虫けら・のろま・ぼんくら」と醜いいじめにも合っています。
美貌が全ての価値基準である遊郭は、妓夫太郎にとって非常に過酷な環境だったのです。
妓夫太郎は絶望の淵に立たされながらも、虫やネズミを食べ飢えを凌ぎます。
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堕姫が一筋の希望となる
そんな中、妓夫太郎に一筋の光が差します。そう、堕姫 (梅)が生まれてきたのです。
梅は妓夫太郎の自慢の妹。
妓夫太郎とは打って変わり、美しい顔をしていました。
その頃、妓夫太郎は喧嘩にも目覚めます。妓夫太郎は喧嘩が非常に強く、この頃から取り立て業もはじめる。
妓夫太郎は周りの人に恐れられるようになり、バカにされることも少なくなり、やっとまともな生活を送れるようになりました。
堕姫と妓夫太郎がどん底へ落ちた理由
妓夫太郎が十三になった頃、堕姫(梅)が客の目玉をかんざしで突き失明させます。
その報復として梅は縛り上げられ、生きたまま焼かれることに…。
ちなみに妓夫太郎はこの時、仕事をしていたため、堕姫(梅)の側にいることができませんでした。
仕事から帰ると丸焦げになっている堕姫の姿が…。妓夫太郎に怒りが込み上げます。
そこに梅を焼いた張本人(侍)が登場。妓夫太郎もこの侍に背後から斬られてしまいます。
しかし、妓夫太郎は侍の攻撃を素早くかわし強烈なカウンターを浴びせます。
絶望にくれながらも、梅の仇を討った妓夫太郎。
降り頻る雪の中、妓夫太郎は堕姫を背負いながら、行くあてもなく彷徨います。
「禍福は糾える縄の如し」ではないのか?と不幸ばかり続く己の人生を悲観するのでした…。
堕姫と妓夫太郎を鬼にしたのは上弦の弐「童磨(どうま)」
いよいよ、妓夫太郎は体力の限界を迎え、道ばたに倒れてしまいます。
そこに現れたのが上弦の弐「童磨(どうま)」。 (当時の童磨はまだ上弦の陸)
童磨は倒れ込んでいる堕姫と妓夫太郎を見て、「可哀想に」と言い、血を与え鬼にします。
余談ですが、妓夫太郎は鬼になったことを後悔していません。「俺は何度生まれ変わっても必ず鬼になる」と言っています。
妓夫太郎はそれほどまでに周りの人間に冷たくされ、絶望感を抱いていたわけですね。
堕姫と妓夫太郎の兄弟愛が泣ける
堕姫・妓夫太郎の二人は死亡したあと、真っ暗闇な世界で再会します。この描写はおそらく、地獄もしくは天国に行く前の段階。
この時、妓夫太郎は鬼の姿をしていましたが、堕姫は人間の頃の姿(梅)に戻っていました。
人間の姿に戻っている堕姫を見た妓夫太郎は「お前はもう俺に付いてくるんじゃねぇ」と突き放します。
おそらくこの時妓夫太郎は「梅は人間として生まれ変わって欲しいと」思っていたのでしょう。
地獄に落ち、鬼として生きるのは自分だけで十分だと…。
しかし、堕姫は「嫌だ!絶対に離れない!」と妓夫太郎の背中に飛び乗ります。
ずっと一緒にいると…。
そして二人は燃え盛る炎の道を突き進んで行きます。
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堕姫・妓夫太郎の名言
「ずっと一緒にいるんだから!!(堕姫)」
「離れない!絶対離れないから(堕姫)」
「奪われる前に奪え(妓夫太郎)」
「取立てろ(妓夫太郎)」
「何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!(堕姫)」
堕姫・妓夫太郎を倒したあとは「刀鍛冶の里」へ!
堕姫・妓夫太郎を倒した炭治郎は、折れた日輪刀を直すため、鋼塚蛍(はがねずかほたる)がいる「刀鍛冶の里」へ向かいます。
※宇髄天元は引退と左腕と左目を失ったため柱を引退。
刀鍛冶の里編では、上弦の鬼が二体(玉壺・半天狗)登場するなど、遊郭編よりもさらに衝撃的な展開が待ち受けています!
また、いよいよ禰豆子にも新たな展開があります。まだ読んでいない方は要チェックです!
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