「天 天和通りの快男児」は福本伸行さんの人気麻雀漫画。
1989年〜2002年まで「近代麻雀ゴールド」で連載されました。
天 天和通りの快男児のラストでは、
- アカギがアルツハイマー?!
- アカギは最後死亡するのか?!
といった衝撃の展開が描かれています。
この記事では「天 天和通りの快男児の最終回ネタバレ」について詳しくまとめたので、ぜひお楽しみください。
目次
天 天和通りの快男児の最終回ネタバレ
まずはじめに「アカギ自殺の理由」から順にご紹介していきます。
アカギが自殺した理由はずばり「病気」によるためです。
病名はアルツハイマー。
アルツハイマーの進行具合は初期から中期で進行の早い「早発性」と診断されています。
この状況だと、通常であれば約3年ほどで廃人になり死ぬとのこと。
アカギはその事実を知り、自らの手で人生の幕を閉じることにしました。
「何も死ぬことなくね?」と思うかもしれませんが、そこはアカギですからね。
アカギは「自分らしく生きる」ことに誰よりもこだわりを持つ男。
仲間8人が「自殺をやめるよう」説得しましたがダメでした。
アカギは「赤木しげる」でなくなることに耐えられなかったのです。
今なら最大100冊まで半額で読める!
>>天 天和通りの快男児の最終回を今すぐ読む!【Amebaマンガ|最大100冊まで半額】
アカギの自殺シーンを振り返る
アカギは「マーシトロン」という装置を使用して自殺しました。
マーシトロンとは、1990年にアメリカの医師「J・キヴォーキアン」が開発した安楽死装置のこと。
この装置のスイッチを押すと、アカギの静脈にセットされた注射器からまず「チオベンタール」という薬が注入されます。
チオベンタールとは、人間をものの20秒~30秒ほどで昏睡状態に導く薬。
そして、その1分後、次は同じ注射器から心臓の筋肉を麻痺させる「塩化カリウム」と「スクシニリコリン」を混ぜた薬が注入されます。
この装置を使用してアカギは安らかに眠りにつきました。
8人の仲間と最後の会話を交わす・・・!感動の通夜編・・・!
天の16巻・17巻・18巻では、東西戦のメンバーが「アカギと最後の会話」を交わします。
この最後の会話がマジで熱いんですよね・・・!
中でも個人的に印象に残ってるのはアカギとひろゆきの会話。
アカギは9年間くすぶり続けているひろゆきを一瞬で見抜き「思いのままに生きろ」と熱い言葉を投げかけます。
そして、このシーンで伝説のアカギの名言である「熱い三流なら上等よ」も飛び出します。
私もひろゆきと同じようにくすぶっていた時期があったので、アカギの言葉には思わず感極まっちゃいましたね。
一部抜粋してきたので載せておきますね↓↓
成功を目指すなと言っているんじゃない。
その成否に囚われ、思い煩い、止まってしまうこと、熱を失ってしまうことがまずい。
こっちの方が問題だ。
いいじゃないか三流で!熱い三流なら上等よ!
まるで構わない。失敗を恐れるな!
今なら最大100冊まで半額で読める!
>>天 天和通りの快男児の最終回を今すぐ読む!【Amebaマンガ|最大100冊まで半額】
天の最終回・アカギとの対話シーン
以下、各キャラクターがアカギと最後に何を話したのか載せておきます。
1番手:金光 修蔵(かなみつ しゅうぞう)
少しでも引き返そうと思う気持ちがあるなら「意地にならないで必ず引き返して欲しい」と涙ながらに訴える。
無理にアカギの自殺を止めようとはしなかった。
2番手:五十嵐 健(いがらし けん)
まさかの全カットです(笑)
健はそもそもアカギと絡みがあまりないので、致し方ない部分もあるけどちょっと可哀想。
ただ、鷲尾の証言により、健は「アカギの自殺を止めようとしていた」ということだけは分かっている。
3番手:鷲尾 仁(わしお ひとし)
アカギを絶対に死なせたくなかった一人。
説得のシーンが少しだけ描写されていたが、話の内容は不明。
4番手:浅井 銀次(あさい ぎんじ)
ガン牌の使い手「銀次」は「生命」についてアカギと語り合う。
銀次はガンだったため「死」が恐かった。アカギに死ぬことは怖くないと勇気付けられる。
5番手:僧我 三威(そが みつい)
西の怪物僧我 三威(そが みつい)はアカギに生き死にのギャンブルを持ち掛ける。
生き死にを賭けたギャンブルとは、僧我が勝てばアカギは生き、僧我が負ければ僧我が死ぬというもの。
僧我は「ナイン」という麻雀牌を使ったゲームでアカギに勝負を挑むが、返り討ちにされてしまう。
6番手:原田 克美(はらだ かつみ)
関西屈指の暴力団組長「原田 克美」。
原田は、アカギを拉致。
必死に自殺を止めようとするが、アカギに「舌を噛み切って死ぬ」と言われてしまう。
その後、原田の人生について話題が切り替わる。
原田はアカギに「お前は成功を積みすぎた」と言われ、自分の人生を見つめ直すきっかけを与えられる。
7番手:井川 ひろゆき(いがわひろゆき)
もう一人の主人公である「井川ひろゆき」。
ひろゆきは、東西戦が終わったあと9年間停滞していたことをアカギに見抜かれる。
アカギと熱い会話を交わし、ひろゆきは涙を流す。
8番手:天 貴史(てん たかし)
最後は主人公「天 貴史」。東が誇る最強の打ち手。
天はアカギに「生きて欲しい」と真っ直ぐに思いを伝える。
「俺が死なせたくない」「俺が面倒を見る」「うちで一緒に暮らそう」と。
しかし、アカギは「最期にありがとう天。最期に温かい言葉だった」と伝え、マーシトロンのスイッチに手をかける。
天 天和通りの快男児の最終回を読んだ感想
「天 天和通りの快男児の最終回」を読み終わったあと、爽やかな気分になりました。
個人的には、天の最後のセリフが印象的でしたね。
「思い出の中のアカギはいつも笑っている」
このセリフにグッときました。
たしかに、天での赤木しげるはよく笑ってるんですよ。
「アカギ~闇に舞い降りた天才~」に登場する赤木しげるとは何かが違う。
赤木しげるという男は、本来、クールなキャラですからね。
「利己的で人を信じない一匹狼」とでも言いますか。
だから、天での赤木しげるを見て私は「仲間を思いやれる素敵なおっさんになったんだな」と感動したんですよ。
東西戦でも、アカギは仲間のためにめっちゃ頑張ってましたからね。
アカギがいなければ間違いなく西に勝てていなかったでしょう。
っていうか、もしあの時、アカギが若かったら「俺には関係ないね」とか言って、そもそも参戦しないと思うww
そして最後に思ったこと。
あれ?天 天和通りの快男児の主人公って「天 貴史(てん たかし)」じゃなかったけ・・・?www
なぜ、まるでアカギが主人公であるかのような展開になったんだw
まぁ、アカギはそれだけ魅力的なキャラだから、別にいいんですけどね。
ちなみに、ラストもアカギが飾ってます。
天 天和通りの快男児の最終回を読んだ人の声(Twitterより抜粋)
安楽死云々、違法は大前提だけど、アカギがアルツハイマーにかかった自分が壊れていくのが嫌だから自分が自分を保ってる間に安楽死したいという考えでかつての戦友達集めて一人一人と話して満足して死んでいったように、もし自分が体か頭が不自由になったら同じ結論に至りそうだ。
— MAATEE✨M7S💫 (@ak8gwc) July 23, 2020
アカギ歴長いのほんと羨ましすぎます😆私は仕事関係で話しのネタになればと思って麻雀を覚えようと思い、その流れでアカギを読み始めました😊 アカギに止まらずfkmt作品全般にはまってる感じですが、アカギ はやっぱり特別ですねえ☺️💕私はアカギ→天で読んで、アカギの最期に泣きました😭
— いのこ@アカギ (@inoko_akagi) February 4, 2021
カイジやアカギの作者である福本伸行の作品の中で、「天 天和通りの快男児」が1番好き。
特にアカギの告別式。アルツハイマーでアカギが自ら安楽死する。
その時の言葉の一つ一つが、今の医療福祉に疑問をつきつけてる。
社会の価値観的なものひっくり返してる。— べー( OT) (@0sakainvest0T) April 5, 2018
最強の雀士アカギがアルツハイマーになり自ら死を選ぶ。その時の最期の一言。
生きるとは死ぬとは?
幸せとは不幸とは?自分の人生に迷った時に読み返したい名シーン。 pic.twitter.com/hpKP19lIQc
— 沖ケイタ (@namakemono0309) February 1, 2018
何度みても身に染みるアカギの圧倒的っ…名言っ…!
アルツハイマーになったアカギは自分が自分でいられる内にと、この日自殺します。 pic.twitter.com/BTS1f9jkuZ
— K【歌舞伎一根暗】 (@Kstinger_kabuki) August 18, 2019
安楽死云々、違法は大前提だけど、アカギがアルツハイマーにかかった自分が壊れていくのが嫌だから自分が自分を保ってる間に安楽死したいという考えでかつての戦友達集めて一人一人と話して満足して死んでいったように、もし自分が体か頭が不自由になったら同じ結論に至りそうだ。
— MAATEE✨M7S💫 (@ak8gwc) July 23, 2020
ヒロ、老アカギwに可愛がられてましたもんね☺️ 天のラスト3冊はもう一度読みたいなあ😊 多分泣いてしまうけど😂HEROもマミヤもカイジもまだまだ読めてない福本作品がまだまだあるので私も履修を頑張らねば〜😆✨
— いのこ@アカギ (@inoko_akagi) February 4, 2021
天 天和通りの快男児「最終回(18巻)」を無料で読む方法
天 天和通りの快男児の最終回(第18巻)を無料で読みたい人は「コミック.jp」に登録しましょう。
コミック.jpに登録すると1,200ポイントもらえるので、漫画を2冊無料で読むことができます。
コミック.jpの月額コース(1,100円 / 税込)を30日間無料で体験できます。
登録は3ステップで簡単!
いつでもすぐにキャンセル(解約)できます。
※ご登録日を含む30日間以内に解約した場合、月額料金は発生しません。
天 天和通りの快男児 最終回のネタバレ|まとめ
この記事では「天 天和通りの快男児の最終回(18巻)のネタバレ」をご紹介してきました。
天 天和通りの快男児の最終回では、井川ひろゆき・天 貴史 (てんたかし) のその後の様子が描かれています。
ひろゆきはアカギの熱い言葉に感銘を受け、自分らしく生きることを決意しました。
そして、天とひろゆきの二人はアカギの墓参りに行きます。
2人とも、アカギの墓石を削り、御守りとして持っているのが個人的には印象的でしたね。
それだけ、アカギという男が二人に与えた影響は大きかったのでしょう。
あっさりした終わり方でしたが、これはこれで良かったのかなと個人的には思います。
では!
今なら最大100冊まで半額で読める!