大人気漫画「鬼滅の刃」に登場する蛇柱「伊黒小芭内(いぐろおばない)」。
個性的なキャラクターが集結する「柱」の中でも、伊黒小芭内は取り分け独特な雰囲気を醸し出しています。
そんな伊黒さんには「壮絶な悲しい過去」があることも判明しています。
今回は、伊黒小芭内の過去、口に包帯を巻いている理由についてまとめました。
伊黒小芭内の過去
伊黒小芭内は醜く汚い一族のもとに生まれました。
具体的にどのようなことをしていたかというと、
「強奪した金で屋敷を構える」「する必要のない贅沢をする」
などです。
伊黒はこのような一族に生まれたため、「自分の体には薄汚い血がながれている」と卑下しています。
思いを寄せている甘露寺蜜璃に堂々と告白できなかったのは、この悲しい過去が原因だと言えるでしょう。
伊黒小芭内の一族は女ばかり
伊黒の一族は「女ばかり生まれる」という変わった一族でもありました。
そんな中、伊黒は数少ない男として産まれてきます。
なので非常に大切に扱われたそうです。
一族の中で男が産まれてくるのは、約三百七十年振りとのこと。
伊黒小芭内は座敷牢に閉じ込められていた
伊黒小芭内は幼い頃からずっと座敷牢に閉じ込められていました。
母親・姉妹・叔母たちが毎日ご飯を届けに来てはくれるものの、決して座敷牢から出してくれることはなかったそうです。
それだけならまだしも、この座敷牢の近くでは、夜になると何か巨大なものが這い回る不気味な音が…。
この時、伊黒は「粘りつくような鋭い視線」を感じています。
伊黒小芭内の一族は蛇鬼に支配されていた
伊黒が十二歳になった頃、突然「座敷牢」から引きずり出されます。
招待されたのはきらびやかでゴテゴテとした豪華な部屋。
そこにいたのは、御神体のように鎮座している下肢が蛇のような女の鬼でした。
座敷牢で感じていた粘りつくような視線は、この蛇鬼の視線だったわけです。
この時、伊黒は「一族が蛇鬼に支配されている」ということに気付きます。
伊黒の一族は、蛇鬼が人を殺して奪った金品で生計を立てていたのです。
そして、その対価として、自分たちが産んだ赤ん坊を捧げていました。
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伊黒小芭内の口の傷・口に巻いている包帯の理由
伊黒は風変わりな目(左右の目の色が違う)をしていたため、稀有な存在として大切に育てられてきました。
伊黒は最大限に成長するまであえて生かされていたのです…。
しかし呼び出されたこの日、伊黒は「自分と同じ口と揃える」という名目で口を引き裂かれてしまいます。
滴れ落ちる伊黒小芭内の血を蛇鬼はすべて飲み干しました。
伊黒小芭内は逃走を決意する
座敷牢に戻された伊黒小芭内は「このままだと殺されてしまう」ということに気付き逃走を決意します。
伊黒は逃げるために盗んできた簪(かんざし)で地道に木の格子を削り続けました。
なお、その際、蛇の鏑丸が迷い込んできています。
伊黒は鏑丸だけ唯一信用していたそうです。
気付かれるのではないか?と神経をすり減らしながら削り続ける伊黒。
そしてついに伊黒は逃げ出すことに成功します。
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炎柱に命を救われる伊黒小芭内
伊黒は座敷牢から逃げ出すことに成功しましたが、蛇の鬼は直ぐに気付き追いかけてきました。
全力で走って逃げる伊黒…。
しかし、ついに蛇鬼に追い付かれてしまいます。
そんな絶体絶命のピンチを助けてくれたのが当時の炎柱。(おそらく煉獄槇寿郎)
伊黒は炎柱のおかげで何とか助かりました。
その後、伊黒は炎柱の粋な計らいで生き残った「従姉妹」に合わせてもらいます。
しかし、従姉妹から「あんたが逃げたせいでみんな殺されたのよ!!」「五十人死んだわ。あんたが殺したのよ。」「生贄のくせに!!大人しく喰われてりゃ良かったのに!!」と言われてしまいます。
正当性のかけらもない、いとこの罵詈雑言で伊黒は心を抉られます。
伊黒の従姉妹は、その後残った財産で悠々自適に過ごしていることがわかりました。なお、結婚もして子供にも恵まれ幸せに暮らしているそうです。
伊黒はその事実を知りひどくショックを受けているそうです。
※「鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」に記載されている情報。
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伊黒小芭内のその後
天涯孤独の身となった伊黒。
その後は鬼殺隊に入り、やり場のない怒りを鬼にぶつけます。
そうすることで、自分が少しだけ"いいもの"になれた気がしたからです。
しかし、伊黒は恨みがましい五十人の呪縛から解き放たれることはありませんでした。
それだけ一族の犯した罪が伊黒にのしかかっていたのでしょう。
苦しみ続ける伊黒…。
いつしか「無惨を倒して死にたい」「どうかそれで俺の血が浄化されないか」と切実に願うようになります。
そして、鬼のいない平和な世界でもう一度人間に生まれ変われたら、今度は「甘露寺蜜璃に好きだと伝えよう」と願います。
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伊黒小芭内(いぐろおばない)の詳細情報
名前 | 伊黒小芭内(いぐろおばない) |
---|---|
階級 | 柱(蛇柱) |
鎹鴉 | 夕庵(ゆうあん・雄)時透無一郎が刃を赫くした様子を伝えた |
誕生日 | 9月15日 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 162cm |
体重 | 53kg |
出身地 | 東京府 八丈島 八丈富士<西山> |
趣味 | 川柳、俳句、飴細工を作っているところをずっと眺める |
好きなもの | とろろ昆布 |
CV | 鈴村健一 |
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伊黒小芭内(いぐろおばない)は、鬼殺隊の「蛇柱」を務める剣士。
トレードマークは口に巻いている包帯。包帯は口の傷を隠すために付けている。
伊黒の相棒は白蛇の「鏑丸(かぶらまる)」。
鏑丸は非常に賢く、見えない伊黒の右目の代わりも果たす。
無惨との最終決戦で鏑丸と伊黒はみごとな連携を見せた。
伊黒小芭内の性格
伊黒小芭内は蛇のようにネチネチと粘着質な性格。
異様にしつこく他人を攻めることがある。
たとえば、宇髄天元が遊郭編で大怪我を負った際には、「左手と左目を失ってどうするつもりだ。たかが上弦の陸との戦いで~~~」とネチネチ責め続けた。
また、伊黒は小柄な体系なので非常に少食。
鬼滅の刃公式ファンブックには、「伊黒は3日間何も食べなくても平気」と記載されている。
伊黒小芭内の強さについて
伊黒は鬼舞辻無惨との戦いで大活躍した柱。
痣を出現させ、万力の握力で日輪刀を「赫刀化」させた。
また、伊黒は「透き通る世界」も見えるようになっているので、かなり強い柱だと判断できる。
関連記事:鬼滅の刃「柱」の強さランキングはこちら
伊黒小芭内の蛇の呼吸と型
蛇柱「伊黒小芭内」は"蛇の呼吸"の使い手。
自在に紆曲する太刀筋で一心に首を狙うのが伊黒の戦い方。
うねるように波打つ日輪刀からするどい斬撃を放つ。
蛇の呼吸壱ノ型:委蛇斬り(いだぎり)
予測不能な軌道を描く一刀。無惨との戦いでは、冨岡義勇と同時に斬りかかり、技を繰り出している。
蛇の呼吸弐ノ型:狭頭の毒牙(きょうずのどく)
凄まじい闘気と共に斬りつける斬撃。上弦の肆「鳴女」に放つが、かわされてしまった。
蛇の呼吸参の型:塒締め(とぐろじめ)
塒締めは敵を囲い込む技。赫刀化した日輪刀で無残に大ダメージを与えた。
蛇の呼吸肆ノ型:頸蛇双生(けいじゃそうせい)
大蛇が補食する獲物を締め付けるかの如く攻撃を仕掛ける技。あらゆる角度から相手を斬りつることが可能。
蛇の呼吸伍ノ型:蜿蜿長蛇(えんえんちょうだ)
蛇のうねりのような軌跡で敵全体を攻撃する技。無限城にうろつく鬼を一息で斬り伏せた。
伊黒小芭内の名言
- 甘露寺に近付くな塵供
- 鬼のいない世界でもう一度人間に生まれ変わったら今度は必ず君に好きだと伝える。その笑顔に答えたくて。
- 底抜けに明るく優しい君はたくさんの人の心をも救済してる。胸を張れ。俺が誰にも文句は言わせない。
- 炭治郎感謝する
伊黒小芭内の過去は漫画の何巻・何話で読める?
伊黒小芭内の過去はコミック漫画の「第22巻(第188話:悲痛な恋情)」に描かれています。
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